転校を許可しない教委

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11月20日(日)の中日新聞の記事です。

発達障害の男子児童が、
障害が悪化して不登校になったものの、

受け入れ態勢のある隣接学区の小学校に
転校する『学区外通学』が
認められなかったことが分かった
という記事です。

児童の一家が転校のために
転居する覚悟を決めても
教委は転校を認めないのは

どんな意図があるのか
私には理解できません。

教育委員会は、一人の児童と家庭を
見つめる余裕がないのでしょうか。
こんな教育委員会の元にある
学校現場が気がかりです。

 

「児童は昨春、
 町内の小学校の普通学級に入学

 発達障害のため月2回、
 通級指導を受けられる
 隣接学区の学校に通った

 母親によると、夏ごろから
 多動や衝動的な行動が増え
 友人とのトラブルも発生。
 昨年12月に不登校になった

 今年2月上旬に母親が
 月2回の通級指導ではなく
 転校を申し出たところ
 大野町教委は認められないと回答。」

通級指導が全ての小学校で
受けられないことを学びました。

すべての小学校で、
通級教育が受けられない原因を
知りたいと想いました。

教員がいないからという
残念な原因でないことを
願います。

「市町村教委は学区を定め、
 居住者が通う学校を指定するが、

 学校教育法施行令では
 『市町村教委が相当と認めるときは、
  保護者の申し立てにより

  その指定学校を
  変更することができる
 と定める。

 大野町教委の要綱には、
 心身に不調や疾患がある場合や、
 いじめなどで不登校となった場合は

 指定学校の変更を許可する
 旨が記載されている。」

学校教育法施行令でも
大野町教委の要綱でも
認められている転校が

今回、認められなかった理由が、
ますます理解できません。

何か表に出せない理由がある
のであれば、
教育委員会の回答と態度は
許されるものではないと想いました。

 

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