理科の面白さを安全に伝える

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
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をお届けしています。

皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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昨日、6月16日(金)の中日新聞の社説です。

全国各地の中学校で
理科実験中の事故が相次いでいる。

本年度に入り、名古屋市や東京都、埼玉、茨城県
などの十校近くで、

いずれも実験で発生させた
硫化水素の腐卵臭で気分が悪くなり、
計八十人ほどの生徒が
病院に運ばれた。

においをかぐこと自体が
実験の目的に含まれるため、
対処には難しい面もあるが、

より安全な実験の手法を心掛けて、
理科の面白さを伝える機会を
維持したい、とする社説です。

 

「日本中毒情報センター(茨城県つくば市)
 によると、正しく実験すれば、
 硫化水素の発生量はわずかで、
 においを感じる程度。

 これまでの事故では、
 加える塩酸の量を誤ったり
 容器から直接においをかいだ
 ケースが散見される。

 硫化水素独特の腐卵臭
 温泉でなじみ深いが、
 高濃度の硫化水素を吸い込むと
 死に至ることもある。」

こんな事故が発生していることを
学びました。

そして発生原因に、
実験の手順の誤りがあることも
学びました。

最近は、「リスクがある」というだけで
色々なことが過剰に排除されていると
私は想っています。

リスクを学んで、
自らでリスクを避けることも
学べる教育であるべきだと
私は想っています。

「教育現場では教員不足や、
 多忙を極める教員の働き方も
 課題になっている。

 余裕を持って
 実験の準備ができない

 例もあろう。

 実験によっては、
 一人の教員だけで生徒全員に
 目配りすることが難しい
 こともあり得る。

 国の支援制度なども活用し、
 大学生や院生、教員OBらを
 『実験アシスタント』として配置する
 ことも検討したい。」

理科の実験の事故原因が
余裕を持って
 実験の準備ができない」ことであれば
事故の責任は行政にあります。

元気な高齢者の
やりがいのためにも
広く市民の皆さんに
応援を求めるべきだと想っています。

私は元科学研究者として、喜んで
「実験アシスタント」に
応募します。

 

 

 

 

 

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