核ごみ処分は住民の意思で
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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9月28日(木)の中日新聞の記事です。
原発から出る高レベル放射性廃棄物
(核のゴミ)の最終処分場選定に向けた
文献調査を巡り、
長崎県対馬市の比田勝尚喜市長が27日、
国側に応募しない意向を示した。
調査を受け入れた北海道の2市町村に続く
「第3の候補」にと国側の期待
もあったが、白紙に。
核のごみを処分場を必要とする
「核燃料サイクル」の実現には、
道筋が立っていない。
市民との合意形成の重要性がより明確になった
形だ、とする記事です。
「文献調査は現在、
北海道寿都町と神恵内村で
行われている。
周辺自治体の反発は強いが、
核のゴミを保管する青森県六ケ所村と
事業者は30~50年での搬出を約束しており、
処分場選定は先延ばしできない。
4月、政府は最終処分に関する基本方針を
8年ぶりに改定。地方議会や経済団体へ
検討を促すなど国主導で働きかけ、
文献調査の拡大を目指す方針を示した。」
道筋が立っていない事業が
なぜ、押し進められるのか。
企業の理論ではありえない話です。
税金で進める国の事業は、
採算性の見通しが甘すぎます。
高成長の時代は終わっています。
じっくりと腰を据えて、
環境への負荷も考えた投資採算性の評価を
宜しくお願い致します。
リニア新幹線もどうなるのでしょうか。
私はリニア新幹線は不要という立場です。
「スウェーデンなどでは、
原発政策に中立的な組織が市民と対話し、
核ゴミの処分事業に対する
合意形成を進めているという。
今回の対馬の動きは、
日本の事業計画そのものを
見直す機会になり得るとして
『信頼できる第三者機関をつくり、
チェック機能を高めた上で、
事業を前に進めるべきだ』
と話した。」
日本では、戦後復興を成しえた
お国の力が、まだ、強すぎます。
福島原発事故で見直された
「原子力規制委員会」も現在は、
あの状況です。
安倍、菅、岸田と続くような
政権ができると
第三者機関はお国の言いなりになります。
政権が考え方を変えないと
日本の方向は変わらないと
私は想っています。
響けよ届け君の声
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