高齢団地を支える学生の力
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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10月2日(月)の中日新聞の記事です。
高齢化が一斉に進む住宅団地に学生が住み、
住民の生活支援や団地内を活性化する
取り組みが広がっている。
先駆けである藤田医科大(愛知県豊明市)の
「豊明団地学生居住プロジェクト」
がスタートして9年目。
関係機関が連携して住民を支える
「地域包括ケアシステム」の一員として、
居住学生は欠かせない存在になっている、
とする記事です。
「本年度は約35人の学生・院生が居住。
お助け隊のほか、夏祭りなど
自治会行事の応援や
自治会新聞の製作協力、
学生新聞の発行、夏休み工作や脳トレ教室、
自主企画のウォークラリー など
多彩な活動に取り組む。
団地自治会長の安藤久雄さん(72)は
『大半の棟にはエレベーターがないし、
役員の高齢化で自治会活動も
年々大変になっている。
若者の力は本当に助かり、
心強い』と感謝する。」
素晴らしい事業だと想いました。
8~9月の社会福祉実習で私の住む
各務原市の地域力を学びましたが、
学生さんと地域の協働は
各務原市にはありませんでした。
私はこの高齢団地を支える活動を
学生のボランティアではなく、
若いご夫婦が、子育てをしながら
地域を支え、生活ができる方法を
考えたいと想っています。
私の住むマンションは、
管理人さんが通勤で来られ、
清掃活動などで生計をたてられています。
同じことを地域で可能にすること
ではないでしょうか。
「当初から関わる同大
地域包括ケア中核センター長補佐の
鈴木晃さんは
『おかずをもらったり
ごみ出しを手伝ったりと、
私が知らないようなご近所付き合いを
している学生もいる。
住民が抱える不安や課題が見え、
講義や実習だけでは得られない
学びを得ている』と意義を強調する。」
ご指摘の通りだと想いました。
この記事で紹介されたプロジェクトの
参加学生が藤田医科大学の学生さん
であることは、
今後の高齢者福祉を支える
専門職になる皆様にとっては
素晴らしい体験になると想います。
学生さんの生活を支える
収入につながることも
考えたいと想いました。
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