夫の死後の体外受精
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。
皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
10月22日(日)の中日新聞の第一面です。
無精子症など男性不妊のため
子どもができない夫婦を対象に、
第三者の提供精子を用いた体外受精
を実施している
東京都渋谷区の「はらメディカルクリニック」
で今春、通院開始後に夫を病気で亡くした女性が
死別の事実を医師に伝えないまま、
女性の卵子と提供精子で作られた
凍結受精卵(胚)の移植を受け妊娠していたことが
関係者への取材で分かった、とする記事です。
「治療時点で夫が死亡していた場合は
民法の想定外で、
精子ドナーが特定されれば
法的な『父』として子どもから
認知を求められる可能性がある。」
「子どもの福祉を最優先」とする場合、
提供精子を用いた体外受精が
子どもの福祉の最優先なのか
私は自分の考えが整理できていません。今回の記事の事実は、
現在の民法の下での矛盾であって子どもの生物学上の父親はだれか、
また、だれが父親であるのが
子どもにとって幸せなのか、とは
別に考えるべきだと想いました。
「関係者によると、女性は夫が死亡した
ため治療を受けられない
ことを理解しながら、
子どもをもうけるため
夫の両親らと話し合い、
死別の事実を意図的に伏せていた
ことがクリニックのヒアリングで
明らかとなった。」
この女性は今後、
授かった子どもをどの様に
育てていかれるつもりなのか、
私はこの点も大切だと想いました。亡くなった夫のご両親と共に
子どもを育てるのか、
夫のご家族とは全く別に
育てていかれるのか。私の感覚であれば、
夫は亡くなったのだから
体外受精ではなく、再婚して子どもを授かり、
ご夫婦で子どもを育てる道があった
と想っています。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。