食品ロスを無くすためには
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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2月26日(日)の中日新聞の社説です。
愛知県みよし市にある産業廃棄物処理業者
「ハーツ」の処理工場で目にした光景は、
かなり衝撃的でした。
2000年の食品リサイクル法成立を機に
「食品ロス」に特化した
専門の中間処理業者です。
食品メーカーの製造過程で
何らかの理由ではじき出される
「仕掛品(しかかりひん)」が毎日約20トン、
コンスタントに回収されてきます、
という社説です。
「食品ロス」に特化した専門の中間処理業者、
「アップリサイクル」という言葉、
アメリカミズアブという昆虫の潜在力
「ムーンショット型農林水産研究開発事業」
を学びました。
「食品ロスに限らず、ごみを減らすための基本は
発生抑制です。
はじめから、 ごみになるものを
作らないようにすればいい。」
難しいことだと想いました。
「上内さんは工場内に『飼育室』を設置して、
海外の文献などをひもときながら
二年にわたって試行錯誤を繰り返し、
日本の気候風土に見合った
成虫の産卵環境や幼虫の成育環境、
給餌のノウハウなどを確立。
乾燥飼料の完成にこぎ着けました。
高騰する魚粉飼料に代わる餌として、
ヒラメの陸内養殖業者などから
引き合いが来ています。」
発生してしまう食品ロスの再利用
については、記事にも記載がある様に
飼料(エコフィード)や堆肥、
メタン発電の燃料(バイオマス)として、
リサイクルされています。私はバイオマス発電の原料が
有効活用として素晴らしいと
想っています。海外からの輸入品に頼っている
動物や魚介類の飼料も
素晴らしいと想いました。アップリサイクルのコストが
課題だと想っています。
「新鮮で見栄えの良い食品が、
コンビニやスーパーに常時並んでいる
ことが求められ、
『売り切れ御免(ごめん)」を承服できない
消費者心理がある以上、
どうしても供給過剰になりがちです。
一朝一夕に売れ残りをゼロにする
のは難しい。アップサイクルで用途を広げ、
廃棄された食べ物を、
むだ(ロス)にしない工夫も必要です。
『虫たちの力を決して無視はできません』。
上内さんのつぶやきが、
なぜか心に響きます。」
コンビニやスーパーでの売れ残りと
食品メーカーなどの仕掛品は
区別して考えなければなりません。売れ残りは、売れ残りになる前に
生活に苦しむ人に届くことが
大切だと想っています。「売り切れ御免」にするのではなく、
常に新しい商品が棚にあり、
少し古い商品は、必要な人に届く仕組み
が必要だと想っています。
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