障がい者の恋愛や出産の自由
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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2月27日(日)の中日新聞の記事です。
北海道のグループホームで知的障害者が
不妊手術や処置を受けていた問題を巡り、
共同通信が全国の当事者やその家族らに
調査した結果の記事です。
「知的障害者の結婚や出産には依然、
社会全体で壁があり、
当事者の自己決定権が制限されている
実態が浮き彫りになった。」
同じ想いです。
「子どもは家族で育てるもの」の概念を
「子どもは社会で育てるもの」に変える
必要があると想っています。
障害のある方の子どもさんは
さらに、社会の力が必要です。
すべての障害のある皆様が、
安心して子育てができる街を創りたいと
私は想っています。
「恋愛や結婚、出産いずれかを
反対、制限されたことがあるか
を尋ねると、20代以上の当事者について
19%が『ある』と答えた。
家族らの回答で
反対や制限したのが誰かを見ると、
家族・親族が最も多く、
学校、利用施設と続いた。」
記事には数値の記載はありませんが、
学校や利用施設による制限が
明らかに示されています。私は学校や利用施設の反対は
あってはならないこと
だと想っています。当事者とご家族が望むのであれば、
支援するのが学校や利用施設では
ないでしょうか。支援できない原因を明確にし、
その原因を除去するための
対応が必要だと想っています。
「本人の年齢に関係なく
恋愛や結婚などへの賛否を
家族らに聞くと、
恋愛と結婚では賛成派が多数
だったが、
子どもを持つことについては
反対派が58%と賛否が逆転した。
反対の理由は、いづれでも
『障害の程度を考えると不可能
だと思うから』が最も多かった。」
当事者のご家族に
「不可能」と思わせる社会を
変えなければなりません。この仕組みがあれば、
ご家族の負担がなく当事者の皆様だけでも子育てができると
安心して頂ける仕組みが必要だと
想っています。少子化対策の意味においても
大切な課題だと想っています。
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