老いを受け入れるためには

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

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4月18日(木)の中日新聞の記事です。

いつまで車の運転を続けられるのか。
自分自身や家族の免許証の更新や返納は、
超高齢社会で多くの人が頭を悩ませる
課題となっている。

作家の森久美子さんもその一人だ。
父は返納を促しても聞く耳を持たなかったが、
自損事故で廃車になり
泣く泣く更新を諦めた。

できることが次第に減っていく父の切なさと
子の葛藤を、ユーモアを交えて
エッセイにつづった、とする記事です。

 

「事故の2日後、父は車を買おうとした。
 森さんに送迎してもらい、
 『迷惑をかけるのがいやだから』だ。

 森さんは
 介護される側の切なさ
 を感じた。

 それより、ショックだったのは、父が
 事故を起こしたことを忘れていた
 ことだ。」

迷惑をかけるのがいやだから
支援を求めようとしない
多くの皆様の想いだと
私は感じています。

この想いを変えて頂き、
介護を喜んで受け入れて頂くには
どうすれば良いのでしょうか。

記事では
「返納後も同じ生活ができる
 と納得してもらう必要がある」との
警察のコメントが記載されています。

私も、その通りだと想っていますが、
どうやって納得して頂けるか。

私は自分自身の免許返納に向けて
地球温暖化対策とあわせて
自動車の利用を少しずつ
減らしてきました。

住み地域にもよりますが
私は自動車なしで生活できる納得には
あと一息だと想っています。

「『老いを受け入れる諦念の心境
  は、身につまされる
  年齢にならなければわからない
 と森さんは話す。

 当時は更新を諦めさせること
 に必死だったが、

 自分の衰えを感じるにつれ、
 父の心情を思いやれる
 ようになったと語る。」

ご指摘の通りだと想いました。

私も母の運転免許返上には
今の私自身の老いを感じることなく
「諦めさせることに必死」
だったと記憶しています。

お向かい家の奥様からは
「お母様は、自動車免許を返上されて
 一気に、衰えたと想っていますよ」
と指摘されました。

今後の社会では
家族や周囲の皆様と共に
少しずつ、免許返上に向けて
生活を変える

自動車免許返上プログラムが
必要だと想いました。

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