廃炉を可能にするために
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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4月22日(月)の中日新聞の記事です。
福島第一原発の廃炉に向けた
「中長期ロードマップ(工程表)」では、
燃料デブリ(溶融核燃料)の取り出しに
2021年中に着手し、51年までに廃炉を完了する
としています。
ところが数グラムの試験採取さえ、失敗が続き、
先行きは見通せません。
果たして廃炉はできるのか。
東京電力福島第一廃炉推進カンパニーの
高橋邦明リスクコミュニケーター(RC)
に聞きました、とする記事です。
「デブリの取り出しは、
廃炉への長い道のりの『最難関』
ですが、事実上の『出発点』
と言ってもいいと思います。
2号機からの試験採取が3たび延期され、
事故発生から13年もたってなお、
耳かき1杯分、数グラムの
採取ができないような状態ですね。
51年の完了は、到底無理
だと思うのですが。」
私も同じ想いです。
今回の特集で私たち庶民にも
何が課題か少しでもわかればと
想って楽しみに拝読しましたが
残念な想いです。住み慣れたわが家に帰れない
地元の皆様にもう少し、
寄り添って頂きたかったと
私は想っています。
「いずれにしても、
実行するのは現場。
われわれ現場の責任です。
やれるかやれないか
という問題ではなく、
福島の復興と発展のためにも、
やらなければならないこと
だと思っています。」
高橋RCのおっしゃることは
その通りですが、
私たちは高橋RCの心意気を
知りたいのではありません。このままの人材と投資でたりているのか。
政府や東電首脳の現状の進め方で
本当に良いのかが知りたかった。言えななかった言葉を
推測できる言葉も欲しかった、
と想っています。国会の野党の皆様には
何が不足しているのか
政府を問いただして頂きたいと
想いました。
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