空き家の利活用を進めるために

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

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5月9日(木)の中日新聞の記事です。

壁や屋根の一部が雑草で覆われ、
敷地内には外れた戸や窓が散らばる。
建物も傾きかけ、突っかい棒に支えられていた。

老朽化が激しいこの空き家があったのは、
名古屋市千種区の住宅街。
市が今年1月、初めて空き家対策特別措置法
に基づく行政代執行を決め、解体した。

1941(昭和16)年に建てられたとみられ、
この近くの住民によると、40年ほど前からは、
誰も住まない状態が続いていた、
とする記事です。

 

「19年の国交省の調査では、
 空き家を所有するようになった理由
 は『相続』約55%を占める。

 ただ、思い入れのある実家
 売ったり貸したりするには
 ハードルが高い

 遠く離れて暮らしている人も多く、
 手入れや不動産業者との交渉などを
 頻繁にすることが難しい場合もある。」

全国各地で空き家の問題が深刻化
していると私も想っています。

記事にある空き家の実例と
ここで述べられている
「思い入れのある実家」とは

区別して考える必要があると
想いました。

私は空き家になっている実家まで
4時間で帰れますが、それでも
手入れや不動産業者との交渉は
すでに、あきらめました。

幸い、信頼できる業者を
見つけることができています。
費用は必要ですが、やむを得ないと
私は想っています。

「横浜市立大教授の斉藤広子さんは
 『相続し、積極的な理由がなく
  そのままにしている
 
  “何となく空き家”が多い』
 と現状を分析。

 『知らぬ間に相続し
  顔も見たことがない人と
  話し合わなければならない
  ケースもある。

  長い間放置すれば
  問題が深刻化する。
  上手に利活用するため
  相談できる場所を見つけ、

  “こんなふうに使ったらどうか
  などと前向きに考えてみては』
 と呼びかけている。」

ご指摘の通りだと想っています。

私の経験から考えると、
忙しい、離れた持ち主が自分から
相談できる場所を見つけることは
困難だったと記憶しています。

持ち主に信頼されるべき
行政や行政に代わる機関が
積極的にアウトリーチして
頂きたいと私は想っています。

 

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