原発の廃炉に向けた第一歩が

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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昨日、8月23日(金)の中日新聞の第一面です。

東京電力は22日、福島第一原発2号機で
溶融核燃料(デブリ)の取り出しに向けた準備作業
を開始したが、約1時間半で中断した。

回収装置を押し込むパイプの取り付け順を
間違えていたという。作業を再開の時期は未定。

廃炉の最難関とされ、2011年3月の事故後
初めてのデブリ採取は、
スタートラインの手前でつまずいた、
とする記事です。

 

「当初計画では、
 原子炉格納容器の貫通部から
 最長22メートルに伸びる
 伸縮パイプ式装置を差し込み

 先端に取り付けた爪型の器具で
 3グラム以下のデブリをつかんで
 試験的に取り出す予定だった。

 装置がデブリに到着するまでに
 1週間程度、回収完了までは
 2週間程度を見込む。」

実作業のご担当の皆様の
本当の声を聴きたいと想いました。

スタッフはそろっているのか
個人個人に大きすぎる負担はないか
今後に向けて伝えたい想いはないか

世界で初めての挑戦を行っています。
担当者の皆様には、恵まれた環境の下で
挑戦して頂きたいと想っています。

「デブリは極めて強い放射線を出す
 ことから、作業は遠隔操作が基本。

 被ばくを抑えるため、
 作業時間にも制約がある。

 詳しい状態や性質が分からず、
 1~3号機で推計880トン
 とされる全量の
 取り出し工法は決まっていない。」

まだ、3グラムすらも採取できなかった
現実の中で、目標は880トンです。
気の遠くなる数量です。

世界初の廃炉に向けての
デブリの取り出しです。
東電に任せるのではなく、
産官学の強力な支援を希望します。

残念なのは、初の取り出し開始日に
社長は再稼働のために
柏崎刈羽におられた事実です。

再稼働より廃炉を優先
して頂きたいと想いました。

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