被災地の原発が再稼働する
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
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10月8日(火)の中日新聞の記事です。
東北電力は7日、女川原発(宮城県女川町、石巻市)
2号機の再稼働について、
原子炉を29日に起動する方針を
原子力規制庁に伝えた。
2011年の東日本大震災の被災地に立地する
原発として初めてで、
東京電力福島第一原発と同じ沸騰水型軽水路
(BWR)としても初の再稼働となる。
東北電によると、原子炉内の核分裂を抑える
制御棒137本を引き抜く作業を始め、
原子炉を起動する。
その後、11月上旬に発電と送電を始め、
12月頃に営業運転の開始を予定している、
とする記事です。
「東北電は13年に着手した
2号機の安全対策工事を
今年5月に終えた。
国内最大級となる
海抜29mの防潮堤などを整備し、
原子炉建屋の耐震性も強化した。
原子炉に核燃料560体を
装填する作業を9月に終え、
現在は再稼働に向けた検査
などを実施している。」
私たち現代人の生活状況から
地球温暖化が進み、自然災害は私たちの
想定を超える状況に
なっています。この現状の中で、
実施された安全対策は
本当に安全な対策なのでしょうか?私たちが福島原発の事故で
得た教訓は、原子力発電は
「私たちの命をおびやかす」
ということではなかったでしょうか。日本の指導者の皆様が
「市民の安心安全を守る」と
いうのであれば「原発の再稼働は行わない」
だと私は想っています。
「女川原発は東日本大震災で
定期検査中だった2号機を含め
全3基が停止。
取水路から津波が流入し、
2号機原子炉建屋地下が浸水した。
BWRでは、中国電力が
島根原発2号機(松江市)の
12月の再稼働を目指している。」
「核のごみ」の対策が
まったく進んでいない現状で
さらに「核のごみ」を増やす。この記事にも
この視点が欠けています。原子力発電を続ける限り
「核のごみ」は増え続けます。メディアの皆さまも
再稼働と「核のごみ」は
セットで記事にして頂きたいと
切にお願い致します。
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