減薬による医療費削減

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

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是非、お寄せいただければ幸いです。
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2月20日(木)の中日新聞の記事です。

薬局を利用する65歳以上のうち、
6種類以上の薬を服用する患者は約2割で、
高齢になるほど割合が高くなる傾向がある

との調査結果を横浜薬科大などの
研究チームが19日、発表した。

多剤服用で副作用や飲み間違いの
リスクが増すことが
高齢者の課題となっている。

調査では、胃腸薬やアレルギー薬、
痛み止めなどの不必要な投与が目立った、
とする記事です。

 

 

「厚生労働省で記者会見した
 田口真穂・横浜薬科大准教授(薬学)は
 『処方された薬を勝手にやめると
  悪影響が出る恐れがある。

  多剤服用で悩んでいる人は、
  薬剤師や医師らに相談すると
  減薬できる可能性がある』
 と話した。

 減薬による
 医療費削減も期待できる
 という。」

「65歳以上のうち、
 6種類以上の薬を服用する患者は
 約2割で、

 高齢になるほど割合が高くなる
 傾向がある」ことを学びました。

仕事上、投薬時にお話をしても
「減薬したい」との声に接することは
ほとんどありません。

今国会で医療費削減策として
問題が大きく指摘されている
「高額療養費制度の引き上げ」
という安易な方策ではなく、

このような医療費の削減を
地道に積み上げていくことが
大切だと、私は想っています。

お薬を飲むことは
「健康を害する可能性がある」ことも
多くの皆様にお伝えしていきます。

「不必要とされ
 減薬につながったケースは、
 胃腸薬の一種の
 消化性潰瘍用剤が最も多く、

 アレルギー薬、解熱鎮痛薬、
 漢方薬、ビタミンB剤
 と続いた。」

減薬につながった
具体的な薬を学びました。

「胃腸薬の一種の
 消化性潰瘍用剤が最も多く」
心当たりがあります。

一方で、「胃の具合が悪い」と
お話される患者さんも
多く、おられます。

もう少し、医師も薬剤師も
それぞれの患者さんが薬に頼る
理由をお聞きする必要がある
と想いました。

 

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