訪問介護事業所の経営が悪化

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

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是非、お寄せいただければ幸いです。
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6月26日(木)の中日新聞の記事です。

訪問介護事業所の経営悪化が進んでいる。
深刻な人手不足や長引く物価高で苦しむ中、
基本報酬引き下げが追い打ちとなり、

現場から「見捨てられた」
と憤りの声が上がる。

訪問介護事業所がない「空白」自治体は
過疎地を中心に今後も拡大する恐れがあり、
都市部でも危機感が出ている、
とする記事です。

 

車を運転して
 高齢者宅を訪問していたが、
 ガソリン代の高騰
 経営を圧迫。

 賃金は他業界より低く
 若手職員
 子育てなどを理由に
 職場を離れた

 ヘルパーを補充したくても
 人材紹介会社に支払う
 手数料の負担が重い

 報酬引き下げを機に
 経営が立ち行かなくなった
 という。」

訪問介護事業所倒産の
メカニズムが示されていると
想いました。

さらに、ここにも
非正規社員の課題が
示されていると想いました。

介護というすべての人々の
将来にかかわる
福祉サービスの現実を
私たちは考える必要があります。

「地方では高齢者
 住宅が離れて点在
 していることが多く、

 移動に時間がかかる
 など訪問しきれない
 可能性がある。

 訪問回数が減れば
 高齢者の生活は難しくなり、
 経営も厳しくなる
 という悪循環に陥る。」

現在の日本の指導者は
自分たちのやりたいことを
明示して、私たちの判断を
あおぐべきだと想っています。

地方で暮らす高齢者の皆様に
「福祉の効率が悪いので、
 自宅での生活をあきらめて、
 指定する施設で生活して下さい」

これが、今回の介護報酬改定で
目指しているゴールだと
私は想っています。

私は、このゴールには反対です。

 

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