人工知能AI語り部

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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8月1日(金)の中日新聞の記事です。

第2次世界対戦などを教訓に、
戦争の悲惨さや平和の尊さを学ぶ、
日本の平和教育。

戦争の体験を人々に伝える
「語り部」の活動に支えられてきたが、
戦争体験者の高齢化で、
継承が危ぶまれている。

戦争の記憶を風化させまいと、
体験者から話を聞いた人たちが
語り継ぐ活動を展開するほか、

最新技術を駆使した
「人工知能AI語り部」も一役買っている、
とする記事です。

 

「話を聞き終わった児童の一人
 『アメリカを憎んでいますか
 と想定質問の中から
 一つを選んで投げかけた。

 『今はアメリカによって
  日本の平和が守られている
  という面もあるので

  恨んでいません
 と答えが返ってきた。」

「アメリカを憎んでいますか?」
に対する戦争体験者の答えは
本当にこれで良いのか
私には疑問があります。

小学校6年生なら
日清、日露から第二次世界大戦への
歴史の流れも理解しているはず。

戦争について知ったばかりの
幼稚園児や低学年児童なら
「アメリカを憎んでいません」で
良いと想いますが、

日本がアメリカと
戦争を始めた
歴史を学んだ子どもには

憎むべき相手は誰であるかも
説明すべきだと想いました。

AIを使った伝承は、
 常設のため
 多くの人が利用できるほか、

 『気負わず質問できる
 といった利点がある

 一方で、
 『かけがえのない
  命が奪われた
  悲劇を伝えていくのに、

  AIに置き換えてしまって
  いいのか』といった
 批判も聞こえる。

 今後、どのように
 戦争体験
 語り継いでいくのか
 議論が必要だ。」

戦争体験者の語り部の会で
戦争体験者に直接、
質問を投げかけた
記憶はありません。

また、ご本人に直接、
答えを求めることは
私にはできないと想いました。

その意味で、AIになら
質問はしやすいと、
ご指摘の通りだと想いました。

「今後、どのように
 戦争体験を語り継いでいくのか
 議論が必要だ」
同じ想いです。

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