心に沁みます

年末やクリスマスが近づいて、世間が華やかになってくる季節です
特に何ってなくても、なんとなくウキウキするようなそんな季節

そんな冬とは真逆な感じのする歌たちがあります
冬の寒さがより体に凍みるような曲
私たちの年代なら演歌よりもこの人でしょう

”中島みゆき”です

先日発売されたシングルベスト
2003年から10年間のシングル曲が収録されてます

「十二単~Singles4~」

これのひとつ前のベストの方が聞きなじみがたくさんあると思います
「地上の星」
「ヘッドライト・テールライト」
「空と君のあいだに」
「糸」
「ファイト!」などです

やはり今回のCDは知ってる曲は少なかったですが、聞き込むといい曲たちばかりです
「時代」のライブバージョンも入ってます

寒い冬には特に心に沁みます
でも何故か力も湧いてきます!!

これぞ日本人ではないでしょうか?!
どん底からこそ、這い上がる力がみなぎる

最近では「時代」を聞くと、東日本大震災のことを思います
出だしの部分を被災者の人たちに届けたくなる
「今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて
 もう二度と笑顔には なれそうにないけど・・・・
 そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ」

東日本大震災で思い出しましたが、
昨日フィギアスケートのGPファイナルで優勝した羽生結弦は仙台出身
震災体験は16歳
彼もきっと、つらい状態から這い上がってきている一人でしょう

同じグランプリ優勝の浅田真央もそうでしょう
母親の死を乗り越えながら、スランプからも同時に這い上がってきた

あんな若い青年たちがつらい顔ひとつ見せず、
歯を食いしばってどん底から這い上がる
見習わなければ・・・と思います

今年はおかげさまで体調もすこぶる良く、スムーズに進んできた一年でした
そんな年だからこそ、浮かれずいろんなことを噛みしめたいと思います

BGMには「みゆき」の曲がうってつけかもしれません。。。