芸術の秋①

シルバーウィーク真っ只中ですが、
みなさんは何をしてお過ごしでしょうか?

休みの話では毎回言ってますが、
お仕事の方はお疲れ様です!!

私は21日月曜だけ通常とは別に休みを取って、
20、21日と東京へ行ってきました
今回の東京は芸術の秋です

20日の日曜は友人に誘われ、初めての日本を体験してきましたよ~
”歌舞伎デビュー”です
しかも『歌舞伎座』


松竹120周年興行「秀山祭九月大歌舞伎」を見てきました
市川染五郎や中村吉右衛門が出演してます

昼の部の演目

一部 双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょう くるわにっき)
二部 新歌舞伎十八番の内 紅葉狩
三部 競伊勢物語(だてくらべ いせものがたり)


「は~こういうのをやるのか・・・」

もう20年ほど前に「スーパー歌舞伎 里見八犬伝」は見ましたが、
純粋な歌舞伎は初めてです

歌舞伎はオペラほどではないですが、チケットが高額です
なので、今回は三階席にしました
それでも六千円します
お客さんもそれなりの人たちが来ているので、
身なりや歌舞伎への精通度からすると私なんかはまだまだ若輩者
三階席で十分です

三階席は花道が切れてしまうのと、シートの作りが簡素以外は十分堪能できます
一部、二部は一時間ちょっとですが、
三部は二時間強だったのでさすがにお尻が痛かった・・・

一幕見席・・・というのがあって、一幕分だけチケット買って見れるんです
開演二時間ほど前でしたが、そのチケットを買う為にずいぶん並んでました

一幕見席は4階です
初心者は気になる演目だけ、一幕見席でもいいかもしれません
このあと説明しますが、今回なら二部の「紅葉狩」がお薦めです

一部では宙乗りが最後あり、エンターテイメント性がアップされます
二部は市川染五郎の舞踊があり、物語に華やかさが増します
舞踊の後、姫から鬼女に変化した染五郎と平維茂(松緑)の殺陣シーンも圧巻です
三部では後半から物語がどんどん進み、最後は吉右衛門の「見得」そして「大見得」で締めです

初回としてはちょっと長時間だったかな?!と思います
次は気になるものを、一幕でも見てみようかな~

でも、とてもいい体験でした
そして、思ったより親しみやすい芸術だと感じました

このあと歌舞伎座裏にそびえ立つ、松竹タワーへ行き
歌舞伎座の屋上へ入りました

和風ではありませんが、こんなかんじの庭園になってます
すぐ横にカフェもあるので、庭を見ながらお茶~なんてのもいいかもしれません
そしてここに、有料と無料の歌舞伎ギャラリーがあります

庭園から見たタワー


筋書き(パンフレット)です
テーブルにも松竹マークの鳳凰が・・・

歌舞伎デビュー無事終了
そして二日目の東京でも目を肥やしてきました~

「芸術の秋②」をお楽しみに!!