東京紀行①

正月3日~5日まで、クラブの休館日と代行を立てて東京へ行ってきました
今回の目的は、新春歌舞伎を観ることと友人に会うためです

早めの新幹線で東京へ向かい、まずは赤坂の豊川稲荷へ

豊川本山と比べれば随分小さいですが、本殿以外にもたくさんの神様が祀られています
ジャニーズやスポーツ選手なども、たくさん訪れることで有名です


もちろん本殿のお稲荷さんで商売繁盛をお願いしてきましたが、
ここのいいところはもうひとつあるんです
本殿のすぐ隣に「融通稲荷」と言うのがあって、10円(融通銭)をもらって帰れます
願いが叶ったら、一年後に利子を付けて納めるといいそうです
私も前回のをやってきました~

もっと詳しく知りたい方は、2013年の1月ページへどうぞ!!

そして、午後は浅草へ
前回9月に歌舞伎を初めて観て、親しみやすい演劇だと感じました
今回も正月なので歌舞伎座で・・・と思ったのですが
出演者が9月と同じだったので、今回は下町浅草で歌舞伎を観ることにしたのです

新春浅草歌舞伎は、ここ何年も若手の俳優ばかりで行われています
本来なら回ってこない主役、準主役級の役を任され演技に磨きをかけます
そして数年後、歌舞伎座や京都南座などで大役を任されるようになるわけです


浅草寺のすぐ近くです
雷門に向かって左へ数十メートル行ったところを、少し奥へ入ったところにあります


これが今回観た「新春浅草歌舞伎」のポスター
真ん中黒いパンツは言わずと知れた「尾上松也」
その左隣が三津五郎の息子「坂東巳之助」
巳之助の二つ左、ポスターの一番右端は中村橋之助、三田寛子の息子「中村国生」
他のメンバーも今売り出し中の若手ばかりです
特別出演と言う感じでしょうか、「中村錦之助」も出てます
ポスター左端は錦之助の息子「中村隼人」

浅草のいいところは、会場も小ぶりで料金も他の劇場に比べ安いです
歌舞伎初心者にはとてもいいのではないでしょうか?!


二部の演目「毛抜」と「義経千本桜」のうちの一幕を観てきました

新春の公演でお年玉と言うのがありました
何かをくれるのではなく、演目前に一人出てきて
お客さんとコミュニケーションを取りながら歌舞伎についていろいろ説明してくれました
歌舞伎の掛け声「大向こう」のタイミングや拍手のタイミング、
見どころなどいい話が聞けました
その中で、「毛抜」が”歌舞伎十八番の内”であると説明
この十八番と言うのは天保年間に七代目市川團十郎(当時五代目市川海老蔵)が
市川宗家のお家芸として選定した十八番の歌舞伎演目だそうです
カラオケなどで一般に使われる「十八番」というのはここからきているとか・・・
まあ、得意な芸ということですね!


会場前のこういった「のぼり」も、歌舞伎らしさを演出してます

歌舞伎自体もとても面白かったですよ
今回もイヤホンガイドを借りましたが、
登場人物の説明や見どころをタイミングよく教えてくれます
二幕目の「義経千本桜」では松也二役をこなし、キツネにもなります
そのキツネの舞がとても素晴らしかった!!
さすが近年の人気俳優の一人です
今回も大満足の歌舞伎でした

浅草は歌舞伎座と違って二部も早めの時間
六時過ぎには劇場を出てたので、すぐ近くの「釜めし春」と言うところに食事に行きました
ここは「中村隼人」御用達の店です
のぼりにも宣伝が・・・

店はこんな感じです

のぼりはたまたま後で見つけたのですが、友人がこの店を教えてくれました

食べたのはコレ

鯛釜めし
正月にもってこい!!「めで鯛~」
もちろん美味しかったです
白身がキュッとしてて、ご飯の味も甘味、旨味が凝縮されてます
そして愛知県人にはさらに嬉しい「赤だし」付

友人が食べたのはこちら

ホタテ、エビ、キノコにイクラ・・・豪華です
でも金額は鯛飯と一緒¥1,680-
お値打ちでしょ?!
東京ですよ!浅草ですよ!
ただし、釜めしなので炊くのに時間かかります
余裕を持って行きましょう!!

ちなみに、焼き鳥も美味かった

一本300円ですからね
うまいはずです。。。
いい肉使ってた~

腹もいっぱいになり、せっかくなので夜の浅草寺へ寄っていきました

どの人も、この人も、大提灯の前でパシャリ

仲見世通りも、まだやってる店もありました

こんなところにも歌舞伎俳優の名前が・・・(画像中央上)


立派な山門です
見知らぬ観光客(中国人?)も見上げてます


五重塔も立派ですよ


さあ、いざ本堂へ・・・参拝!!

お参りのあとはこんなことして遊びました

餅を・・・


もちあげる~

今年はこんな勢いでがんばります!!

東京紀行②をお楽しみに!!