スキー旅行記

毎年、この時期にスキーへ出かけます
場所は新潟県の苗場スキー場
なぜ新潟まで?・・・と思うかもしれませんが、
スキーしに行くだけではないからです

ユーミンこと、松任谷由実のコンサートを見に行くのです

コンサート自体は今年で36回目
「Surf & Snow」というリゾートをテーマにしたアルバムを出したのをきっかけに
昼間はスキーをして、夜はコンサートというリゾートライフを提案してます

私はこのコンサートに行くのは18回目
ちょうど半分観てます
途中、2回ほど行かなかった年があるので
もう20年以上行ってることになります

ユーミンが好きでなくても、嫌いでなければこのリゾートはハマりますよ
今までに連れて行った人たちも、感動してました

さて、今年の旅行は総合点で95点
その経緯とともに旅行を振り返ります

12日の土曜の夜、仕事を夕方に終えて出発しました
高速はとても空いていて、今までで一番スムーズでした
ハッキリした理由はわかりませんが、私の考えるところ理由は二つ
ひとつは、あいにくの雨で天気が悪く出掛ける人が少なかった
もうひとつは、新東名豊田JCTから浜松いなさJCTまでの開通日と重なったので
トラックなどはほとんどがそちらへ流れた・・・のではないかな~と思います
現に東名を走っている間中、トラックは数える程度しか走ってませんでした

いつもは8時間ほどかけて着く苗場に、今回は6時間ほどで着いてしまいました
道のりは、東名で東京方面海老名JCT~圏央道で八王子JCT~中央道で鶴ヶ島JCT~関越道で月夜野まで
去年はこの月夜野で降りてからの雪が大変でした
今年は雨のおかげで雪の心配はなく、ホテルまでも余裕でした
ホテルは言わずと知れた「苗場プリンスホテル」

ホテル到着後は、まず車で仮眠
朝には雨もすっかり止んで、晴れやかな日となりました

しかし、雨のせいで雪はベトベト
初日のスキーは諦めて、ノンビリ過ごすことに・・・

アーリーインという制度があって、少しお金を払うと早くチェックインできます
9時からのアーリーは部屋が無いということで、12時からのアーリーでお願いしました
9時からのでも1部屋3千円ですから、三人部屋なら一人千円で済みます
とってもいい制度
夜通し走ってきたものには、早くから部屋でくつろげるのはホントに有難いです

この日はちょうど男子大回転のワールドカップが開かれてました

コレを目当てに訪れている人たちも多かったようです


外国人選手にサインをもらう子供たち


こちらはNHKの中継車
コレの為にホテル前の便利な駐車場が占拠されていて、困ったものでした
スキー旅行は荷物が多いので、駐車場の位置はとても重要です
下手をすると、ホテル前にある川を渡った向こう岸の駐車場になることも・・・
でも運がいいことに、この中継車のすぐ横あたりに駐車場を確保することができました

12時までは館内をウロウロして、毎年恒例のアレも食べました

のっぺ雑煮

「のっぺい」という煮物?の郷土料理があるようなのですが、
それを入れた雑煮を「のっぺ雑煮」と言うらしいです
里芋、レンコン、ニンジンなど根菜がたくさん入ってます

その後12時にチェックインして、あったかーい風呂に入りノンビリ夕方まで過ごしました
もちろん昼寝もしましたよ~
普段は時間に追われる生活をしているので、ここぞとばかりにウダウダし放題
それがまた、リゾートの醍醐味でもあります

夕方に食事をして、夜の九時からはコンサート
一日目は前から4列目
ちょっと端っこではありましたが、ユーミンの顔は肉眼でハッキリわかる距離でした
もちろん盛り上がって、楽しみました

コンサートを観終わると、外は吹雪
い~い感じで降ってます
これで二日目はスキーできそうです


毎年いろいろオブジェが変わりますが、今年はこんなネオンオブジェでした

コンサート終りが12時過ぎで、そこから飲んだり食ったりしゃべったりで
寝るのは2時過ぎ
当然起きるのも遅いです
言ってしまえば、これもリゾートの醍醐味
遅寝遅起きです

二日目の始動はちょっと遅くて11時から滑り始めました
予想通り、吹雪いてましたがいい雪です


私はふくらはぎが太いので、スキーブーツを穿くのは大変なんです
昔はすぐ足も痛くなってましたが、足のトレーニングをしてからは痛くなりません
ふくらはぎも多少細くなったようです
足がうまく使えないと、余分なところが発達したりしますからね~

まずはすぐ前にあるリフト初級へ

吹雪いているので完全防備です
でも、中身は私ですよ

その後お気に入りの一番隅のリフトへ
ここは、なだらかなコースが長く伸びるのでとても気持ちよく滑れます

そんなに早くはないのですが、真ん中におさめようとするとこうなるらしいです

この日は2時で切り上げて、昼食にしました

「松風」という和食レストランです
これも郷土料理でしょうか?!
厚めの揚げを焼いたものがメインです
後は、サーモンの刺身、マイタケの天ぷらなど

この日は夕食もこの「松風」でした

大浴場へ行ったり、お土産を見たりしてるとあっという間に時間が過ぎていきます
館内うろうろしてて気付いたのですが、今回異常に中国の方が多かった
そして日本語をできる人も結構いる
ちょうど少し前の2月8日は春節だったので、正月休みでしょうか?!

二日目もコンサート行きましたよ

この日はホントに後ろの隅の方
こういう位置になると、スタジオ後方にいる会員さんの気持ちになったりします
もちろんスタジオでは望んで後方へ行く方もいらっしゃいますが、
ほったらかしにされたらきっと寂しいはず
そんなことを思いながら、自分はちゃんとできてるかな・・・と反省してました
前日に一回見てるので、この日は冷静に楽しみましたよ

そして三日目
これまた予想通りの晴れ

昨日までの吹雪後の晴れなので、絶好のスキー日和です
鼻だけ赤くならないように日焼け止めをしっかり塗って、
いざゴンドラへ

この日はちょっと上の「筍山」へゴンドラを使って上がりました

回りの山もしっかり見えるので、上の方と言うことはおわかりでしょう!!

景色はこんな感じ

上には初級コースがあるので、小さなリフトでそこを何度も滑りました

山の上の方なので、雪質もさらに良くてキュッキュ言ってます
こういう雪で滑ると、まるで自分がすごく上手になったように思えます

あまりの雪質と天気の良さにこんなことしてしまいました

転んでませんよ~
寝転がってます
気持ちいい


大自然と自分

さて、そんなバカなことを終え、中級を滑って帰ってみることにしました

結構な傾斜です
ちょっとへっぴり腰になってます
(中央上、赤いウェアが私)
左端でカッコよく雪を舞い上げて滑ってる人は、赤の他人です

少しかと思って中級を滑ったのですが、意外と長くて腿前がパンパンになってました

無事に着いて、昼食を取り午後からまた筍山へ

樹氷が夕日に照らされて、とってもキレイでした


こんな苗場は18回来てて初めてです
これも初日の雨のおかげですね
初日に滑れませんでしたが、旅の後半にとても素敵なプレゼントをもらったようです


リフトの影も切り絵のようにキレイに写ってます

今回は帰りもゴンドラで帰ることにしました
ゴンドラの乗り方を間違えて、進行方向へ乗ってしまったから大変です
まっすぐ進み、少し経つと目の前の景色が急になくなり・・・
ジェットコースターの頂上からの景色と似てました

さすがに、そんなに早くは動かないのでふわっとした感覚はありませんが、
次回は反対側に乗ろうかな~


下の方へ近づいていくとお気に入りのコースが・・・
たくさんの滑る人たちが、まるで砂糖に群がるアリのようでした

冷えた体を大浴場の温泉で温め、夕食は中華をアラカルトで・・・
夕食券があってコースも頼めるのですが、金券として使うことも可能
今まではコースばっかりでしたが、やってみると意外とイイチョイスができます
すいません、盛り上がりすぎて画像ありません
玉子スープが絶品なんです


ドラゴンドラというゴンドラがあります
これに乗ると、隣のスキー場へ行けます
来年はそこへもチャレンジしようと思ってます
今までに一回だけ行ったことあるんですけどね。。。

今回一泊多めに泊まって、たくさん寝て帰りに備えることにしました
その甲斐あって、帰りも絶好調でしたよ

ホテルを出るときは多少雪が降ってましたが、ひと山越えたらもう普通
去年は雪に埋もれていたローソンもこんな感じ

赤谷湖もキレイに見えます

帰りの関越に寄居PAというのがありました
ここは「星の王子様」を題材にしたPAです
もう5年になるようですが、今まで気づきませんでした
なぜ今回気づいたかというと、ユーミンが去年「リトルプリンス」という映画の
日本語版主題歌を担当したんです
この映画は「星の王子様」のその後を描いたもの
高速の垂れ幕に反応してしまったんですね
もしかしてユーミンのサインが飾ってあるかも?と思ってみたり・・・

サインはありませんでしたが、とても雰囲気のあるPAでした
女性が特に喜びそうです

コレがメインの建物です
PAですが、団子やたこ焼きの様なものは売ってません
イタリアレストランがあります
あとは洋風のお菓子などなど


この建物の中すぐがこちら

童話の世界そのものです

寄居を出て、鶴ヶ島JCT~中央道へ
河口湖方面へ抜けて、東富士五湖道~御殿場へ
アウトレットへ寄って帰りました
ここも中国人が多かったです
8割がた中国人でした
どうやらツアーに組み込まれているようです
特にいいものはありませんでしたが、仕事用のウェアを少しと
前回アップしたT-falのフライパンを買って帰りました

・・・と、ここまでなら80点の旅行でした
ところが、各5点づつ追加の三つの出会いがありました

① 松風で昼食を終え店前のベンチに座っていると、なんとユーミンが
  「今夜も行きます」と声をかけたら「ありがとう」と返事をしてくれました

② 三日目の夜に荷物を車に積んでいると、バンドギター担当の市川祥治さんが
  今度は友人が市川さんに声をかけてました

③ 帰りの山道でホントの野猿に出会いました
  去年野猿公園に行きましたが、あそこはもう餌付けされているようなもの
  これは猿年らしく、縁起がいいと嬉しくなりました


ホントはもっとたくさん、10匹はいたと思います
画像には写しきれませんでした
とっても頭がよくて、車を徐行させたら通り過ぎるのを待ってるんです
なので停車して、前を通してやりました

これらが追加の15点です
総合点95点の旅、とっても楽しかったです
いいリフレッシュができました
明日からは代行だったプログラムです
蓄えたものを発散しますよ~
いい汗流しに来てください!!