弾丸京都ツアー①

昨日の日曜日、イントラ仲間と京都へ日帰りで行ってきました
帰りの高速では結構降られましたが、まずまずの天気で今回も『晴れ男』発揮しました~

朝6時に豊橋を出発、予定通り9時過ぎには東山に着いていました
一つ目の目的地は建仁寺
祇園の”ど真ん中”にあります
花見小路通りを通っていかないと、駐車場へ入れません
あの辺りでは建仁寺の駐車場は広めで料金も良心的なので、
建仁寺へ行かないときでも利用すること多いです

昼近くになると駐車場も満車なのは知ってましたし、
花見小路も人でいっぱいになるので朝一番の目的地は建仁寺にしました
ところが、いざ行ってみるとすでに駐車場は満車
それに、その辺りは人でいっぱいです
何が起こったかと思えば・・・
JRAの馬券売り場が原因です
そう!昨日は「日本ダービー」の開催日だったのです
仕方なく違う駐車場へ向かう時にも、自転車のおじちゃんでいっぱいでした

運良く近くの駐車場へ停められたので、そこから歩いて建仁寺へ~
建仁寺は京都最古の禅寺です
建仁寺北門
建仁寺北門
北門は「勅使門」と言われ、重要文化財に指定されています

またまた当てが外れてしまいました
朝一で行くので時間など調べずに行ってしまったら、拝観開始は10時から。。。
仕方なく敷地をウロウロしていると、祇園と反対側の隅に珍しい神社?を見つけました
イノシシが御神体らしいのです
この後行く予定の「護王神社」もイノシシの神社ですが、イノシシは神様として崇められることが多いのでしょうか?!
小さなところですが、祇園へ行かれたら探してみてください

さて、建仁寺の本坊へ戻りトイレ休憩
外ではトイレは駐車場にあるのですが、駐車場がもう空いているではありませんか!!
馬券発売が始まり、続々と人が帰ってました
次回はそのあたりも考慮に入れたいと思います

日陰で休んでいると、いよいよ10時
拝観開始です

建仁寺と言えば「風神雷神」が有名ですが、入ってすぐに飾られています
・・・ということで、既に人だかり
帰りに見ることにしました

この後は、画像でどうぞ

建仁寺ベトナム襖モノクロ
愛知県の型染作家・鳥羽美花さんの作品です
ちょっと前にテレビでやってたのを見たので、「あの時の作品だ」と思いだしました
ベトナムの風景です

裏はこんな感じ
建仁寺ベトナム襖カラー
このブルーがとてもキレイなんです
モノクロもいいですが、私はこのブルーに見入ってしまいました
これは美花さんが実際にベトナムへ行って、デッサンして作られています
確か、早朝のモヤがかかっている頃です

掛け軸もありました
建仁寺ベトナム掛け軸

アップです
建仁寺ベトナム掛け軸アップ
柳のような木でしょうか?!
少しだけ入った緑のさし色が、更に作品を締めています

建仁寺といえばもうひとつ、「龍」です
京都には龍をモチーフにした襖や屏風、天井画などがいくつかありますが、それを巡るというイベントも行われていてココもその一つです
建仁寺雲竜図襖説明
これも重要文化財です

建仁寺雲龍図襖①

建仁寺雲龍図襖②

建仁寺雲竜図襖両方
二つはこんな風に並んでます

龍の間の前には素敵な石庭もあります
建仁寺石庭

ホントはもうひとつ有名な石庭があるのですが、写してくるの忘れました
○△□乃庭と言われ、宇宙を表しているとか・・・
庭の中に、この三つの形があるので探してみるのも面白いでしょう

建仁寺中庭
こじんまりとした中庭は、季節を感じさせてくれます
緑がキラキラしてました

法堂へ進むと見応えのあるものに出会えます
「双龍図」の天井画です
建仁寺双龍図の天井画
これが龍巡りのイベントに入っている作品です
襖もイイですが、この天井画は嵐山の天龍寺と同じくらい迫力があります

そして最後は、「風神雷神」
建仁寺風神雷神屏風①

建仁寺風神雷神屏風②
文字自体の迫力や意味にもエネルギーを感じますが、
日本のわびさびはそれだけではありません
この一見余ったかのように見える空白部分にこそ、意味を見い出せるのが日本人なのでしょう
それぞれの空白・・・

京都は良いですよ~
夏の暑い京都、いかかですか?

続きをお楽しみに