今日はまさに夏日でしたね~
水分補給など気を付けたい季節です
水分補給についてプログラム中にちょっと話したところ、
詳しく教えて欲しいと何人かの方に言われたので載せておきます
もう何度もブログ内でご案内してますが、
検索すると大変かもしれませんので今年も書きますね~
運動中は常に水分補給が必要です
水分補給は体の冷却作用だけでなく、汗によって体の水分量が減少した状態を改善します
水分量が減ってくると、筋肉の痙攣や血液循環を妨げることもあります
ひどい場合には、内臓への影響や意識の喪失なんてこともあり得ます
では、どんなタイミングで摂取すれば良いか?
体調や運動の種類、環境にもよりますが、まず運動前にコップ一杯ほど
(開始直前より、少し吸収される時間も考慮して)
開始後は15~20分ごとにコップ一杯程度
運動終了後には、減った分だけ摂取します
例えば、45分のプログラムに参加する場合、
人にもよりますが終了後にはペットボトル1本(500~600ml)飲みきるくらい・・・と考えてもらえばいいでしょう
ただし、先ほども書いたように体調や運動の種類、環境や体格なども関係してくるので、
個々の状態をよく観察して見極めましょう
次にどんな飲み物を飲めばいいか?
ここが特にみなさん知りたいところのようです
飲み物の温度は、夏場でひんやりするくらい、冬場は常温でいいと思います
これも環境によって変わって来ますので、スタジオ?プール?ジム?はたまた外?など
状況を見極めてください
時々、凍らせた飲み物を持ってこられる方がいますが、
繰り返していると秋口に胃腸風邪にかかりやすくなります
内臓はとてもデリケートですぐに冷えます
内臓が冷えると、体に至る所への影響もあります
冷たくしたいならば、ひんやりタオルなどを首や脇の下に当てると動脈がありますからすぐ冷えます
これも冷やし過ぎはいけませんけどね!
次に飲み物の種類としては、カフェイン入りは避けましょう
カフェインは利尿作用があるので、体に水分が蓄えにくいです
緑茶やコーヒーはもちろん、紅茶やほうじ茶もダメです
清涼飲料にもカフェインが含まれる場合が多いので気を付けてください
理想的なのは「水」ですね
水は味が無いから飲みにくいという方は、「そば茶」「まめ茶」「麦茶」などをおススメします
スポーツ飲料については、浸透圧に気をつけましょう!!
運動中の飲み物は糖分が多いと吸収されにくくなります
100mlあたり糖質(炭水化物)2.5g程度が理想です
ペットボトルのスポーツドリンクを飲む際には、成分表を確かめて調節しましょう
濃いめの炭水化物になっていたら運動前にコップ1杯ほど飲んで、
残りを水で割るとちょうどよい濃さになります
もうすでに浸透圧を計算されているものもありますよ
(ここではメーカー記載は避けておきましょう)
そして運動後には、よく汗をかいた場合などミネラル分の入ったスポーツドリンクを飲むと効果的です
ただし、作られた物だけで摂取するのではなく、自然な食べ物からのバランスの良い食事も心がけましょう
今年の夏はどの程度の暑さでしょうかねー
適切な水分補給で、暑い夏も乗り切りましょう