冬の終り~東京②最終

夜のコンサートまでは時間があったので、二日目は銀座へ出掛けました
銀座でも1丁目は割と東京駅寄り
八重洲~京橋~銀座・・・という感じでしょうか?!

今回はホテルから日本橋の方(高島屋のあるあたり)へ進み、そこから銀座へ向かいました
新しい道をゆくと、新しい発見があります
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鎧塚俊彦の店を発見
この何年かでいろいろありましたが、同じ年代なので頑張って欲しいな・・・と思います

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京橋の京橋エドグラン1Fにあります
「Toshi Yoroizuka」
このビルには飲食店がたくさん入っていて、どちらかというとオフィス街なので休日は空いてます
東京駅周辺で飲食店に困ったらおススメです

もちろんスウィーツを買いましたよ
ただし、こう言うところのものは焼き菓子ですら賞味期限が短い
たとえ日持ちするものでも、自信を持って味わってもらえる期間にしてるんでしょうね!
なので、すぐ会える人にしか買って行けません
残念。。。

画像は撮ってないですが、大きな明治屋もありました
エドグランのすぐ隣です
名古屋栄や横浜山下公園の明治屋よりも大きくて品揃えが豊富です
東京限定品も売っていて、なかなか面白かったです

さて、そんな寄り道をしながら向かったのは、各地方の物産を売ってるアンテナショップ
銀座でも有楽町よりのところに何軒か集まってます
山形、沖縄、高知、広島・・・他にもあるかな???

銀座から行くなら、1丁目のみずほ銀行の角を曲がってJR有楽町駅方面へ
山手線で有楽町駅から行く場合は、京橋方面出口から大きな通りを渡ってすぐです

私が行ったのは広島ブランドショップ「TAU」
広島ではポピュラーな「青きな粉」をゲットするためです
広島以外にもありますが、ラジオで言っていたので広島のものが是非食べてみたかったんです
青きな粉は青大豆を原料にしていて、うぐいす色をしてます
味は香ばしさが普通のきな粉に比べ優しい感じが特徴です

まだ食べていませんが、正月に余った餅もそろそろ食べないといけないので、
青きな粉餅にして食べてみたいと思います

そんな「TAU」の二階に広島焼きの店があります
ちょうど昼時になったので、食べてきましたよ~
満席で少し待って入店
鉄板の前の席で、いい匂いがしてます
職人さんが作ってくれるのを待つ間に、御当地ジュース
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はっさくのほろ苦い味が美味いですね

おたふくソースが見えますが、さすが!
皿にもおたふくマーク
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平安美人っぽいの見えます?

いよいよ広島焼きが目の前に
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キャベツもりもり、もちろん焼きそばも入ってボリューミーです
美味しかったですよ
気のせいかは分かりませんが、近所で食べる広島焼きとは違います

腹ごしらえをして、東京駅へちょっとした物を買いに行きつつホテルへ戻りました
本番はこれからなので、部屋で充電です
次の日は朝一で帰らなければいけないので、ここぞとばかりに部屋でノンビリ
いつも旅行へ行くとスケジュールぎっしぎしになることが多いので、たまにはゆるーいのもいいです

そして、夕方5時過ぎに会場へ向かいました
東京駅から5分もかかりません
東京国際フォーラム ホールAです
ホールAが一番大きく、大物クラスのアーティストは必ずホールAですね

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国際フォーラムへ向かう私

会場前にはたくさんの花が贈られてました
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これはほんの一部ですが、そうそうたる面々から贈られています

改めてここで、どんなコンサートかご紹介しましょう
WOWOW主催、松任谷正隆総合演出のこのコンサートは、
武部聡志が2月12日に還暦を迎えたお祝いのコンサートです
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武部聡志は、今や日本の音楽業界でもっとも活躍している編曲家、プロデューサーです
花スタンドを見てもらえばわかりますが、
数え切れないほどのアーティストの編曲やプロデュースを手掛けています

そんな関係のあるアーティストが、武部氏の為に集まって歌などを披露して
これまでの感謝を贈るというものです

武部氏自身が「この曲で編曲者といてやっていけると自信が持てた」と言ってました
斎藤由貴の「卒業」で開幕
その後、平井堅、大黒摩季、JUJU、ゴスペラーズ、久保田利伸、miwa、
スガシカオ、一青窈、森山良子、そして松任谷由実
司会は恵俊彰、森高千里
プレゼンターもいろんな業界人が華を添えてました

簡単に武部氏との関係を列挙すると・・・
・久保田はデビューアルバムで、あの「流星のサドル」ともう1曲編曲をしてもらってます
・一青はデビュー曲や「ハナミズキ」の編曲、プロデュースをしてもらってます
・松任谷由実はツアーのバンドメンバーとして30年以上の付き合いです
・森山良子は(のちに紹介しますが)、本人を含む親戚一同が武部氏と一緒に仕事をしてます
その他の人も編曲やプロデュースをしてもらっています

武部聡志と聞いて、ピンとくる人は少ないでしょう
でもこれだけの人との関係を並べたら、どんなにスゴイ人かわかってもらえると思います

武部聡志の業界入りへのきっかけを作ったのは、かまやつひろし、ムッシュです
まだ国立音大生だった頃に、バンドメンバーとして抜擢されました
もうご存知の方も多いと思いますが、ムッシュと森山良子はいとこです
そして息子の直太郎も武部氏と仕事してます
なので「親戚一同」なのです

コンサートの後半で、武部氏自身からムッシュの紹介がありました
とても感謝していることや、病床で病と闘っていてこの場に来れないこと・・・
いとこの森山良子が預かってきたという手紙も読まれました
また一緒に仕事がしたい思いなどを述べ、還暦を迎えた武部からムッシュへの感謝の演奏がありました
ムッシュの歌の中から何曲かと、歌い手を選び編曲はもちろん武部聡志
とてもいい演奏でした
スパイダース以降も良い歌をたくさん発信していたのがわかります

この思いが届くのを待っていたかのように、二日後の夕方にムッシュは天国へ召されました

コンサートの終盤、出演者ほぼ全員が自分の持ち歌を武部氏の素晴らしいピアノ伴奏でメドレーしました
まるでリビングでピアノを弾いて、まわりで仲間が歌っているような素敵な場面でした

実に4時間にわたるコンサート
歌舞伎やミュージカルも顔負けです

見応えのあるコンサートでした
とても充実した時間を過ごせました
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私も還暦プログラムとかやろうかな~

会場を出ると夜の11時
飲食店もやってません
特に東京駅の回りは、基本オフィス街ですからね
仕方なく日本のファストフードで晩御飯
コンサートの余韻に浸る間もなく、速攻寝ました

次の日は6時半の新幹線で豊橋へ
朝から仕事しましたよ~
肺炎でも休みましたからね
働け働け

実質二日間の東京でしたが、またまた充実度120%の旅でした
ココからはしばらく旅は無しの予定
GWあたりまで突っ走ります