そうだ 京都、行こう。②

第二の目的地は祇園花見小路の奥にある「祇園甲部歌舞練場」です
ここの別館「八坂倶楽部」へ行くためです

八坂倶楽部なんて、有名・著名人のお金持ちが集まる社交界のようなネーミングですが、違います
ん~、ある意味合ってるかもしれません・・・
京都と言えば芸舞妓さんを想像される方も多いでしょう
その芸舞妓さんが「をどり」の発表をするのが「祇園甲部歌舞練場」です
芸舞妓さんはお座敷遊びには欠かせない人たち
そして、そんな高貴な遊びをするのはお金持ち
有名人や著名人、格式の高い家柄の方や政財界の人もいるでしょう
そういう経緯でお金持ちと繋がりがあると言えば、あります

ちょうど今日まで、年に一度の「都をどり」が開催されています
内容や歴史についてはリンクを貼ってありますので、ご覧になってください
現代京都の文化や歴史が垣間見れる、面白い話が書いてあります
その「都をどり」が最初に開催されたのが明治はじめ
きっと、その頃の洒落た呼び方が「○○倶楽部」だったのでしょう
英語を漢字で表現するって、時代背景がうかがえますよね~

ちなみに、「祇園甲部歌舞練場」は現在改装中で、都をどりは違う場所で行われています
その代わりなのかはわかりませんが、別館の八坂倶楽部(八坂ホール)では展覧会が開催中です
八坂倶楽部の現在の別名は「フォーエバー現代美術館」
そこで開催されているのが、「都をどり特別展 祇󠄀園・花の宴 草間彌生・花の間展」です


厳密に言うとここは「弥栄駐車場」
同じ敷地内に「弥栄会館」と言うのがあって、ここも面白そうです
会館内の「ギオンコーナー」では、芸舞妓さんやお茶、お花が体感できます
このあたりは花見小路を歩いたことがある方なら、きっと目にしてるハズですよ~

そして花見小路から、もうコレが見えます

歌舞練場前のかぼちゃ

どのくらいの大きさか?
弥栄会館をバックに撮ったものがあります

7階建のビルにも引けを取らない大きさ~

もうこの時点でお気づきの方もいるかもしれませんが、10時オープン間際で人がほとんど居ません
草間彌生の展覧会では、奇跡と言っていいです
もう何回か草間彌生は見に行ってますが、混んでなかった試しがありません
しかも激混み。。。奇跡です

10時を待って、いざ美術館へ

入ってすぐの部屋は撮影可能
二枚の大きな絵が飾られています

すぐ横にはコレも・・・

少々若いですが、草間彌生氏
自分自身もデザインに使っちゃいます!

1階の常設室から八坂倶楽部の庭へ出ることができます

季節的に緑がほとんどでしたが、花や紅葉の時期には更に綺麗になりそうでした
こじんまりとしてますが、趣のあるいい庭です

美術館へ戻り、2階の企画展示室へ

畳敷きの広ーい部屋にたくさんの作品が飾られています
一番奥の舞台のみ撮影可能です
時折、この作品があります
今まで見た展覧会でも違う素材で作られたものがありました
確か、黄泉の国へ漕いで行く舟・・・のような作品名だったような・・・

とにかく、1階も2階も他の人に邪魔されることなくゆっくり作品が堪能できます
そして今までの展覧会にはなかった作品がほとんどだったので、とても見応えがありました
入場料1,500円で少々高めだと思いましたが、お値段以上とはこのことです
思い切って京都まで行って良かったです!!

さて、次回はいよいよグルメ登場です
乞うご期待!!