免疫力   [10/100]

12月に入りましたが、とても暖かな穏やかな日となりました
まさに ”小春日和” とは、この事でしょう

あなたの街ではどうでしたか?

・・・とは言っても、ここから二月までは冬本番
寒さもそうですが、気になるのは風邪やインフルエンザ、
コロナではないでしょうか?!
乾燥が喉や肌を荒らし、身体を弱めていきます

予防対策はもちろん、免疫力のキープを行いましょう!!
ある種の説によれば、免疫は上げるものでなく0(ゼロ)がMAXだそう
もともと体は外敵やケガから身体を守るように出来ています
その機能を低下させないのが、免疫力キープです
マイナスにならないよう、努力を惜しまず生活しますよ~

では、どんなことが免疫をキープするのか???
説明していきますね

まず、免疫機能は大きく分けて2段階で行われます
①自然免疫(自然抵抗性)
皮膚や粘膜・・・カラダをバリアで守る
咳やくしゃみ・・・気道に入り込んだ異物を物理的に体外へ排出
涙や唾液・・・抗菌作用のある酵素が含まれており、目や口から侵入しようとする病原体を殺菌・分解
胃酸・・・強い酸性度で胃に入った細菌を殺菌します

②獲得免疫
自然免疫では排除しきれなかった病原体や異物を特異的に記憶し、
次に出会った際に迅速かつ効果的に排除する仕組みです。
T細胞やB細胞といったリンパ球が中心となって働き、
一度かかった病気にかかりにくくなったり、
ワクチンが有効なのはこの獲得免疫の働きによるものです

ここからは免疫キープの具体例です
ポイントは3つ、「巡り」「体温」「腸内環境」です
①巡り
上記で説明したリンパ球は白血球の一種で、血液やリンパ液の中で活躍しています
しっかり流さなければ活躍の場は減ることになるので、巡りを良くすることが重要です
また、巡りを良くすることで体温も上がりやすくなり、次に挙げる「体温」の項にも通じます

②体温
具体的な数字は発表される機関によって多少差がありますが、
体温が1度下がると免疫力は30%ダウンすると言われています
体温(平熱)を上げるためには、代謝UPが欠かせません
11月にアップした代謝の項を参考にしていただき、体温アップに努めてください

平熱が上がれば血液循環がよくなり、身体の隅々にまで白血球が常にスムーズに移動します
また様々な代謝を調整する酵素は、38℃くらいまでは体温に比例して働きます
免疫システムを円滑に行うためにも、酵素の働きも重要です

また免疫機能は外敵だけでなく、体内、いわゆる癌細胞にも働きます
体温1℃くらい。。。と思われた方も、「癌のリスクが30%上がる」と言われたらどうですか?
是非一度、平熱を意識してみてください

③腸内環境
最悪の場合、自然免疫をすり抜け、獲得免疫がまだ無かったとしたら、
細菌やウィルスは腸まで来てしまいます
その際に、最終段階の砦として腸内で免疫機能が働きます
細菌やウィルスを攻撃したり、通常の排便よりも早く体外へ排出するために
下痢を起こさせたりするわけです
その時に、腸がしっかり働くように腸内環境を整える必要があります

常日頃からバランスの良い食事を規則正しい時間で食べたり、
発酵食品で菌活したり、ストレスに気をつけたりするわけです
適度な運動は胃腸の働きも良くします
刺激物の摂取もほどほどにし、質の良い睡眠をとります

 

もっともっと説明すれば色々ありますが、まあ今はインターネットもありますし、
あまり細かな事言っても頭に入りづらいと思うので・・・
今回はこのくらいで終わりにしますね!

この冬、風邪知らずのカラダで季節を楽しんでください!!