青空に刻まれる時

 

月命日のため父のお墓参りへ。
今年最後です。

雲一つない晴天☀️
風もなく高い空に見える飛行機は青い海に浮かんでいるかのようでした。

父の眠る墓地公園は新しく整備された場所なので
家族の誰かが亡くなり、お墓を申し込んだ順に新しく建てられていきます。
場所は選べません。
順番に隣りに、そしてまた隣りに、と建てられます。

だから新しくお墓ができるということは
誰かが亡くなったということ。

今はうちのお墓の区画は全て埋まっているのですが
父が亡くなり月日が浅い時期は
お墓参りに行くたびに新しいお墓が増え、その列が増えていき驚いたものです。

こんなにも次から次へと人が亡くなっているんだと。

時間は命。
時間は人生。
時間は巡り、命も巡る。

雲も、風も、音さえもなく感じる青空の下、
時間は止まることなく刻まれていく。

不思議な感覚に包まれるひとときでした。


海のすぐ近くだよ。閉ざされてるけど…。

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