不登校の未然防止

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。

皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

12月17日(木)の中日新聞の
「学ぶ」に掲載された記事です。

不登校 未然防止、市立中の試み」

「不登校の小中学生が全国で
 最多を更新する中、

 不登校特例校や
 校内フリースクールの設置など、
 学びの場を保障する取り組みが
 各地で進む。

 対応の両輪のもう一つが、
 不登校の子どもを増やさない
 『未然防止』だ。」

私は、『未然防止』に
力を注ぐべきだと
考えています。

現在、不登校の子供さんを
抱えているご両親は当然、
特例校やフリースクールを
必要としています。

しかし、公教育として
考えねばならないのは
不登校の原因を変えることと
私は想っています。

「愛知県岡崎市の額田(ぬかた)中学校は
 一斉授業から、
 「学び合い」を核とした授業へと
 大転換し、学校の魅力向上を図る。

 結果的に不登校対応でも
 成果を上げている。」

今、そして今後、
社会が求めている人材は、
一斉授業」では育たない
と考えています。

「一斉授業」は高度成長期
必要だった授業と考えています。

「クラス全員が同時に学ぶ一斉授業から
 遅れて疎外感を抱き、
 自己肯定感も下がるからだ。

 しかし額田中では、
 グループ学習を核とした協働的な授業を
 導入したこの二年間、
 不登校生徒は減少傾向となった。」

不登校の原因は、
この疎外感と
自己肯定感の低下だけでは
ないと想いますが、

要因の一つであると
私も考えています。
私の学生時代の実体験
でもあります。

「各教員は、
 生徒の主体的・対話的な学びを促す
 「ファシリテーター」の役割を
 強く意識。

 グループごとの多様な状況を想定し、
 全体の流れから細かな支援まで
 綿密に計画を練る」

この「学び合い」の授業では、
先生方の役割が大きく変わります。

この変化に先生方も
変わって頂かねばなりません。

これも「学び合い」が多くの学校に
広がることのハードルの一つだと
考えています。

 「『魅力ある授業で
   楽しくすることが
   不登校の未然防止に一番』

 岡崎市教委からの研究委託が終わる
 来年度以降も一斉授業に戻らず
 「学び合い」を学校の特長として
 継続する方針だ。」

私も、その通りだと想っています。
子どもたちに魅力のある授業、
これが今の公教育に必要なことだと
私は考えています。

 

プッシュ通知を
  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。