調査結果は真実を語ります
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。
皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
保坂直紀先生の
「プラごみ問題のモヤモヤを
少し晴らす5回シリーズ」の
第三報です。
第三報では、
20年以上も海岸のごみを
丹念に調べ続けている研究者の成果と
今後のプラごみ対策の
進め方の重要点を指摘されています。
1998年から2000年代の半ばまでは
10年で7~8倍になるペースで漂着ごみは
増え続けていた。
その後は皆さんの海岸清掃のおかげで
漂着ごみ量は頭打ちに。
この結果の中で、
東日本大震災の翌年だけが
多量のごみが確認された。
調査結果は真実を語っています。
以前、業界人だった私が驚いたのは、
次の調査結果です。
沖縄や関東の海岸で、こんなに多くの
「レジンペレット」が
採取されていること。
そして、記事では
「流通しているあいだに管理不十分で
環境中に漏れ出す」と記載されている事。
かつての勤務先の工場では、毎日、
200トン以上の「レジンペレット」を
使用してきたが、
一粒も河川には流出させていないと
思っています。
これは、設備的な対策の結果です。
工場へ入るまでは原料メーカーさんの
対応ですが、私が知る限り、
環境中に漏れ出る可能性は
極めて低いと考えています。
しかし、事実は事実として、
業界は対応を考える必要があります。
私が現役の時代にこの指摘、
指摘への対応は記憶にありません。
最後に、第三報の最重要点です。
「海洋プラスチックごみについては、
まだデータが足りない。
専門家がやるべきことは、
さらに調査を進め、
調査データをもとにして
有効な対策を探る議論をする
ことだ」
ご指摘の通りです。
海洋プラスチックごみを調査し、
マイクロプラスチックの発生源をを
特定していきましょう。
当然、一つでは無いと思われます。
比率の高いもの、対策が打てるものから
順番に開始していきましょう。
洗濯による衣料の繊維くずや
歯磨き粉や洗剤に含まれている研磨剤
であるマイクロビーズが主要因であれば、
対策には新たな技術開発が必要です。
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