児童虐待とDV

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

10月1日(木)の中日新聞の記事です。

厚生労働省の専門家委員会は
2007年1月から2018年3月の間に
発生・発覚した心中以外の
児童虐待死亡事例に関し、
死亡した児童の実母への
ドメスティックバイオレンス(DV)の有無に
焦点を当てた分析結果とのこと。

検証可能な死亡事例は270件。
約10年で死亡事例は270件。
1年で約30件。多いのか少ないのか。
厚労省の別資料で平成30年(2018年)の
0~4歳の年間死亡者は2,393人です。
全体の約10%。

実母がDVの被害者だったのは51人。
虐待死した児童の実母の18.9%。
この家庭の地域社会との接触状況は、
51人のうち74.5%を占める38人が
「乏しい」「ほとんどない」の結果。

一方、DV経験のない家庭の
地域社会との接触状況は、
219人のうち51.1%を占める112人が
「乏しい」「ほとんどない」の結果。
DV経験のある家庭より、少し比率は
下がっている。

どちらにしても、
虐待死した児童の家庭は社会から孤立して
しまっている傾向がうかがえます。

また、児童相談所における
虐待対応件数も報告されています。
年々、増え続けています。

以前、ブログにもつづりましたが、
「子どもは社会全体で守り、
育てる」
地域の皆さんと共に
実践していく必要があります。

専門委員会の報告書を検索。
記事には記載がなかった報告。
平成30年4月1日から平成31年3月31日
の間に発生し、又は表面化した
子ども虐待による死亡事例は64例(73人)。

その内、
心中による虐待死(未遂を含む)は、
13例(19人)で
心中以外の虐待死は51例(54人)。
心中以外の虐待死で死亡した子どもの
年齢は22例(22人)が0歳児。
約半数が0歳児

主な虐待の類型では、
ネグレクトが25例(25人)
身体的虐待が22例(23人)
残りは不明。
平成30年度、ネグレクトが
身体的虐待を初めて上回った。

DVの問題も重要ですが、
私は、DVの影響よりも
両親の育児に対する姿勢が気になります。

「命の大切さ」を子どもの頃から
学ぶこと。これが重要と考えています。

公教育が変わる時が来ています。

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