ルールを押し付ける
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。
皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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共同通信の小川美沙さんと松本智恵さんの
投稿です。
「そのルール、一体誰のため?
3回にわたって考えます。」の
2回目です。
「1980年代に全国で
校内暴力が問題となり、
『沈静化』のために
子どもたちを管理するかのように
厳しい校則が取り入れられた。
40年が経ち社会や子どもたちが
多様化している現在も、
男女別に髪形を規定し、
下着の色を指定するなど
旧態依然とした校則が
なかなか変わっていないようだ。
教諭の中には、理不尽なルールや、
その運用に違和感を抱き、
悩んでいる人もいる。」
私が長年、勤務した企業も
従来からのルールの変更には、
大きな抵抗勢力がありました。公教育について関心を持って
見ていくと、
学校という世界の抵抗勢力は
非常に大きく感じています。
「『生徒と議論する時間なんてない
でしょ、めんどくさい。
好感度、上げたいの?』と、
言われ、ショックだった。
確かに、生徒とじっくり向き合う
余裕はない。」
「子どもたちは
『内申書に響く』『受験に影響する』
などと言われれば黙るしかなく、
『考えることさえあきらめ
させている』と危機感を抱く。」
「学校の決まりに関する不満や疑問は
生徒総会で話し合うべきだと思うが、
近年は『校則は教員が決めるもの』
だとして議題に上げさせない例が
あると聞く。
『トップダウンで、
子どもの意見を言う場がない。
民主主義を教える場に
なっていない』」
現在の学校の問題点が示されている
気がします。
「先生方が忙しすぎる」ことが
原因ではないでしょうか。
「『本来ならば、多様化する子ども
一人一人を大事にした
教育の在り方を
考えるべきだが、対応できていない。
社会の担い手を育てる場で、
上からルールを押し付ける
のでは学校の本質にもとる』と
厳しい目を向ける。」
苫野先生のお言葉が
今の学校の課題を
示しておられます。心ある先生方、保護者の皆様、
そして私たち地域の皆様と
現代の公教育のあるべき姿を
求めていきたいと想っています。
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