異なる意見 尊重し合う
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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1月14日(木)の中日新聞
「学ぶ」の記事です。
「正解が一つとは限らない問いを
みんなで話し、考える『哲学対話』
に注目が集まっている。
本年度から小学校で全面施行された
新学習指導要領が
『主体的・対話的で深い学び』
を柱に据えたことも後押しする。」
コロナ禍の休校で遅れた
カリキュラムの取返しに全力
と報道されている中、この「新学習指導要領」の
実行状況が気になります。
犬山市内の小学一〜六年の十五人と、
保護者ら大人五人が参加する、
自分たちで考えた運動会の記事です。
「『どんな競技にするか』
という最終段階で
意見がまとまらなかった。
直前の回では、子ども側の提案で
『“まとめる”とはどういうことか』が
議題に。冒頭、進行役で元幼稚園教諭が
問うた。
『自分の意見を譲れない人も
いるとき、どう決めたらいい?』
子どもたちの反応はさまざま。
『最終的に答えにたどり着けるなら、
どれでもいい』
『全員の意見を
無理やりまとめると
変なふうになる』
『まとめるのは
何かを切り捨てるに等しい。
自分が切り捨てられた側だったら、
何とかできたのでは思ってしまう』」
私には、小学生の意見とは
思えません。何回も「哲学対話」を
経験していると
この様な発想が身に付く
という事でしょうか。
「『哲学対話には互いに尊重し合い、
互いの考えを聞くようにしよう
というルールがある』
『親や先生らの目を気にせずに
自分の思ったことを
素直に口にできる場が
ほとんどない中、
子どもが自分の意見を
話してもいいんだ
と安心できる機会は貴重だ』」
「『先行事例のない課題が
山積していく
今後の日本に必要なのは、
従来のように
問いを一人で考えて
短時間で正解を出すタイプの
知性ではなく、
立場の異なる人たちと
対等な立場で
粘り強く解決策を探る
ことができるタフな知性だ』
『容易に答えを見いだせなくても
対話を続ける粘り強さ、
異論に付き合う寛容さ
などを育む機会となる』」
新学習指導要領にある
「主体的・対話的で深い学び」
につながる「哲学対話」私も、これからの社会に
必要な立場の異なる人たちと
対等な立場で
粘り強く解決策を探ることができるタフな知性を
育む機会だと想います。
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