24時間付きっきり

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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3月8日(月)の中日新聞の<ユースク>に
掲載された記事です。

「『小児病棟への入院時、
 保護者による24時間の付き添い
 が必須と説明を受けました。

 一時的にそばを離れる際でも
 必ず別の付き添いと代わるように
 とのことでした。

 実際に体験してみると
 想像以上にとても大変なもの
 でした』(愛知県内、30代女性)

 わが子が長期入院となったら…。
 心配でずっとそばにいてあげたい
 という保護者も多いことでしょう。

 仕事やほかの家族の面倒などで
 現実的には厳しいはずですが、

 24時間体制の付き添いを
 求められた経緯について
 投稿者に尋ねました。」

 
小児病棟への入院には
こんな規則があることを
学びました。

私も眼科と呼吸器内科での
入院経験はありますが、
その時には、気づきませんでした。

24時間体制は過酷だと想いました。

この女性のような
 患者負担による付き添い看護
 1994年の健康保険法改正に伴う
 新看護体系の導入で
 原則、廃止されている。

 ただ、治療や入院について
 理解が難しい子どもや
 知的障害者などは
 家族の付き添いが認められている。

 その場合も
 病院側が強制することはできないが、

 家族側が付き添いを希望するよう
 促すことは可能で、
 制度上のグレーゾーンといえる。

 女性の子が入院していた
 病院の担当者は、
 付き添いは
 強制ではないとしつつ

 『親との分離が子の不利益になる
  場合はお願いしている』と
 必要性を説明。」

「小児病棟の付き添い
 どうあるべきか。

 県内の別の病院の看護責任者は
 『現状の人員は、
  付き添い不要という
  看護体制ではない。

  病院単位ではなく
  全国規模で
  取り組むべき課題だ』
 と指摘した。」

 
やはり課題があるのは
病院の看護体制なのですね。

看護師の数が
不足していることに
原因があります。

コロナ禍での診療にも
看護師不足は問題と
なっています。

給与を含めた、
待遇面の整備とともに
多くの皆様とともに

課題として
認識していたいと
想っています。

新型コロナウイルスの感染拡大は
 小児病棟で付き添う家族に
新たな負担をもたらしている。

 多くの病院で付き添いの交代や
 面会が制限され
 付き添いの家族が
 孤立するケースが増えている。

 オンライン面会
 役立ててもらおうと、昨年11月から
 全国40の病院や家庭に対して
 スマートフォンを寄付している。

 企業の協力を受け、
 通話料や通信費を
 期間限定で無料とし、
 入院で離れ離れの家族
 つないでいる。」

 
 

コロナ禍では、
小児病棟だけでなく

すべての入院患者の
付き添いや面会に
制限が付きました。

ここでも
オンラインが活用されましたが
すべての家庭が
対応できるわけではありません。

各自治体での福祉施策として
すべての家庭がオンラインに
対応できるように
すべきと想っています。

 
「付き添う家族への支援として
 食品や大人用衣類、
 化粧品などをまとめた
 生活応援パックの提供も

 昨年10月にスタート。
 昨年末時点で全国各地の
 500家族に届け、
 今後も継続する方針だ。

 『本当は家族が付き添うかどうか
  環境を選べるのが理想。
  コロナ禍で付き添い状況は
  悪化しており、

  困っている家庭に
  届けていきたい』」

 
私も同じ想いです。

「家族が付き添うかどうか
 環境を選べるのが理想。」

理想ではなく、実現できる
体制つくりを目指したいと
想っています。

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