多様性が活力や革新を生む
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
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皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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3月8日(月)の中日新聞の社説です。
「『女性活躍』は、2012年に発足した
第二次安倍政権の看板政策だった。
成長戦略の核として掲げられ、
15年には「女性活躍推進法」が成立。
政府や企業に
女性登用のデータ公表など
具体的行動が義務づけられた。
強い要請は経済界には
一定の効果をもたらした。
上場企業の女性役員の割合は、
12年の1.6%から
20年には6.2%に上昇した。
それでも、20〜40%の欧米には
遠く届かない。
管理職ではさらに変化は鈍く、
部長職などの女性比率は、
16年をピークに一時、
下がってもいる。」
残念ですが、大きな壁があります。
3月15日の私のブログで引用させて
頂いた「無意識の偏見」が
リーダーである男性に
存在しているのでしょう。そして、この偏見は
幼少期の教育に原因があると
私は想っています。「男らしく」と「女らしく」を
「自分らしく」に変える
必要があると想っています。
「政権は
『女性活躍』の旗を振りながら、
足元の不平等には目を閉ざしたままだ。
政党が候補者を
男女均等にするよう求める
『政治分野の
男女共同参画推進法』が
18年に施行されたにもかかわらず、
翌年の参院選では
与党の自民、公明ともに、
女性候補者の比率は
逆に下がっている。」
私は、今回の
各務原市議会議員選挙に
立候補して想ったことは女性だけではなく、
選挙を経験したことがない新人が立候補して、選挙戦を戦うことが
どれだけエネルギーを使うか
ということです。2世、3世議員が多いことの
意味が分かった気がしています。これを変えないと
政治の世界は変わらないと
想っています。しかし、現職の皆さんは
自分たちを守るためにも
この変化は認めないのが
政治の世界だと想っています。
「遅々とした政権の取り組みに比べ、
人々の意識は急速に
変化している。
医学部入試での
女性差別が明らかになり、
#MeTooや
フラワーデモなどの
運動にも共感が集まった。
多様性こそが
活力や革新を生むとの認識が、
性別を問わず広がっている。」
世界ではこの流れが
活力と変化を生んでいますが日本は、そこまで、
たどり着こことができるか
私は心配しています。「何か」が不足していると
想っています。
その「何か」が、今の私に
解りません。
「コロナ禍で、
女性に対する性暴力やDV、
女性の自殺が増えた。
経済・社会的に
立場の弱い女性は
命の危険にもさらされている。
女性が差別され、
不利益を受けているという
人権の観点から、
ジェンダー平等を
政策の中心に
据えることが急務だ。
政治がどう応えるのか、
私たち有権者が厳しく
見ていかなければならない。」
私も、同じ想いです。
そして大きな課題は
投票率の低下傾向です。政治を見ていく
有権者の数を増やすために
何が必要なのか。メディアの皆さんが
実力を発揮する場面だと
私は想っています。
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