教員に必要な「熱量」
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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3月13日(土)にヤフーニュースで
報道された、AERAの記事です。
「近年、教員採用試験の倍率が
低下している。
1980年ごろ大量採用された
ベテランが退職期を迎えている
ことも影響しているようで、
地域によっては
2倍を割り込むところも。
となれば
教員の質が問われがちだが、
問題はむしろ『熱量』の質にある。」
教員の採用試験の倍率が
メディアで取り上げられます。なぜ、こんなに倍率が
取り上げられるのでしょうか。そして、過去に高かった倍率の
背景は何だったのでしょうか。
「倍率が高いときに
1次試験でたくさん点をとった人が
実際に教員に向いているかどうかは
別の問題です。
簡単に言えば、子どもが好きで
理解してあげようという気持ちを持ち、
子どもの実態に応じた指導が
できなければダメなので、
点数が高くても
自分の経験をもとにした価値観
だけを押しつけるような人は
質が高いとは言えません」
「先生になりたい」と教職を
目指す人を、私は素晴らしいと
想っています。私は、現在、登下校の
見守り隊に参加させて
頂いていますが、私の学生時代の想いと同様、
私はとても先生になれるとは
想えません。日々、成長していく様に
想える子どもたちを
見ている楽しみは
わかるようになりましたが、長時間、一緒に過ごすことは
残念ですが、私には、
想像できません。
「神奈川県の大学2年生の男性(20)も、
小学校の教員を目指す一人だ。
中学・高校と、母校の学童保育で
ボランティアをしてきた。
そこで子どもたちと関わる中で、
周囲の大人からも
教員が向いているのではないか、
と言われてきた。
『倍率が低くて試験に合格しやすい
という意味では、
ラッキーだとは思います。
ブラック職場で
人気がないのも寂しい話ですが、
今はそっちの気持ちの方が
少し強いですかね』
ただ、気になることがある。
男性のように学生時代に
教育系のボランティアを
経験する人が、
周囲には少ないように
感じているという。
学校現場で働きたい。
そんな『熱量』を
感じる人が周りの志望者に
少ない、と話す。」
今の先生方は、素晴らしい
「熱量」を持っておられると
私は感じています。そして、今の状況で
これから
先生という職をめざす
若い人の、その目指すという
「熱量」だけでも素晴らしいと
想っています。
「東京や神奈川などの大都市圏では
大量採用の時期は過ぎ、
需要は一段落しつつある。
一方で、見通しは不明ながら
35人学級による需要増
の影響も出てきそうだ。
地方ではこれから大量採用
というところもあり、
しばらく倍率が低いままのところと、
倍率が上がっていくところに
分かれていくのではないかとみる。
見通しは容易でない。
だが、倍率に関係なく、
少なくとも『熱量』がある人たちが、
そこには集まってほしい。」
欲を言えば、きりがないと
私は想っています。教員を目指し、
採用されない可能性もある
採用試験に挑戦する。その「熱量」があれば、
きっと素晴らしい先生になれると
私は想っています。そして、「熱量」がありすぎて
過労死や精神障害に
至ることのないように
お願い致します。
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