端末の修理代は誰が

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3月28日(日)の中日新聞の
ユースクの記事です。

「全国の小中学校の児童生徒に
 一人一台のタブレット端末などを
 配備する国の
 『GIGAスクール構想』。

 2021年度に本格活用が始まるが、
 『端末の修理代は誰が負担するの?』
 という不安の声が
 ユースク取材班に複数寄せられた。

 高額な電子機器を子どもが
 日常的に扱う以上、
 故障や破損のリスクは避けられない。

 調べると、
 自治体によって異なる対応や、

 教育委員会と学校間の連絡不足など、
 修理を巡る混乱ぶり
 浮かび上がった。」

思い出すと、
本当に拙速の決定と対応だった
記憶があります。

端末のメーカー主導で、
各市町村が動かされていた様にも
感じた覚えがあります。

「混乱の一因は自治体による
 修理対応のばらつきだ。

 GIGAスクール構想を進める国は
 端末の調達費用は補助するが、
 付属品や保険は各自治体の裁量

 その結果、
 配備の早さを重視して
 端末を購入した自治体と、

 アフターケアも含めて充実した
 リース契約を結んだ自治体
 とに二分された。」

この文章には、
ミスリードがあるかもしれません。

最終的に決定したのは
自治体でしょうが、

GIGAスクール構想を
請け負った企業の判断が
大きかったのではと
私は想っています。

私が自分のPCのリースを
受けている企業が
各務原市の競争入札では
落とし損ねましたが、

この企業が入札しておれば
リースだったでしょう。

入札した企業の主たる業務で
自治体の方針が決まって
いたのではないでしょうか。

「端末を購入した愛知県岡崎市は、
 学校敷地内の破損は
 全て市教委加入の保険でカバーする。

 保険料は一台につき年三百円。
 補償範囲を校内に限定したため
 格安で契約できた。

 一方、敷地外
 保険加入も含めて保護者負担

 市教委の担当者は
 『全て補償すると
  間違ったメッセージになる。

  リスクを自覚し
  大切に使ってほしい』と話す。

 保護者にも児童生徒にも
 十分にリスクを説明しており、
 今のところトラブルはないという。」

私は、この考えには
不満があります。

私が、保護者の立場だと、
「端末は持ち帰るな」と
学校は指示していると理解します。

この理解で良いのでしょうか。

私の理解は、端末は持ち帰って
自宅でも活用してほしい、
そのためのGIGAスクール構想
だと想っています。

「一方、岐阜市や三重県四日市市は
 修理費用も含むリース契約

 あらゆるケースで補償が適用される
 岐阜市の担当者は

 『画面割れは予想以上に起きているが、
  保護者とお金でもめないことが
  最も大事』と強調した。」

私は、この考えにも
不満があります。

最も大切なのは
子どもたちが、この端末を用いて、
安心で楽しく学べることだと
想っています。

そのために、ご担当者は
あらゆるリスクを考えて
準備して頂きたいと
想っています。

「いずれの教委担当者、現場教員に
 共通したのは

 『壊すことを恐れて使わない
  のでは本末転倒だ』
 という意見だった。」

私は、この意見には
大いに不満です。

本当に「壊すことを恐れて使わない
のではでは本末転倒だ」
との意見だったのでしょうか。

壊れた場合の修理代が
保護者負担であれば、
壊すことを恐れて使わないのは
当然ではないでしょうか。

「壊すことを恐れて使わないような
ルール設定にすることは
本末転倒だ」であれば
理解できます。

ユースクに確認します。

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