子どもでいたかった

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

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3月31日(水)の中日新聞の記事です。

「病気や障害のある家族の
 介護や世話をしている子どもを
 『ヤングケアラー』と呼ぶ。

 『高校生の25人に1人が
  ヤングケアラー』との調査結果が
 昨年発表され、注目を集めた。

 介護に追われて
 孤独やストレスを感じたり、
 勉強時間が十分に取れなかったりと、

 子どもの生活への影響
 心配されている。」

「ヤングケアラー」という言葉、
私も、このブログを始めてから
学びました。

軽い、親のお手伝いから始まって
気付けば介護におわれる立場に
なっているのだと想います。

「『子どもとして扱って
  話を聞いて欲しかった』。

 塩谷友香さんは、
 8歳から認知症の祖父を、
 12歳からは難病の母も
 介護してきた。

 『自分は当たり前だと想っていたし、
  周囲の大人も“えらいね”
  “すごいね”という反応だった』
 と振り返る。」

本人は、「当たり前」と想い
周囲もそれをほめてしまう。
この環境を変える必要が
あると想っています。

介護は子どもがすることでは
ありません、と皆さんが思う
社会を創りましょう。

そのためには、
子どもたちに
伝えることから
始める必要があると
想っています。

「塩谷さんはストレス
 髪の毛を抜くのがくせに。
 中学生の時には、後頭部の毛が
 ごっそり抜け落ちた。

 同級生に『落ち武者』とからかわれ、
 なるべく人に合わないように
 わざと遅刻して登校した。

 『学校に行きたくなかったけど、
  家で一日中、母といる方が
  しんどかった』」

ヤングケアラーの存在が
皆さんに伝わっていなければ、

子どもたちから
警報がで出ていても
だれも気付けない
社会になります。

多くの大人の目で
子どもたちを見守りたいと
想っています。

「大学進学を機に親元を離れ、
 今は父が母を介護している。
 だが、『家族を捨てたような
  罪悪感が消えない』と塩谷さん。

 夜は母が自分を呼ぶ声が
 聞こえる気がして、
 睡眠薬なしには
 眠れないという。」

介護は子どもたちがすること
ではないことを
多くの皆さんと共有し、

子どもたちに「罪悪感」を
持つことがない社会を
創って行きましょう。

「家族のために自分を犠牲にしている
 仲間の姿が、過去の自分と重なった。
 『もっと自分を大切にして
  いいんだよ』。

 そう自分にも言い聞かせながら、
 歩む道を探している。」

子どもたちが
家族のために犠牲になる必要は
ありません。

これを多くの皆さんと
共有したいです。

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