幼稚園の日照権

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是非、お寄せいただければ幸いです。
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4月28日(水)の中日新聞の記事です。

3月30日、名古屋地裁で
画期的な判決が下されました。

子どもの権利条約」を
判決の判断の
根拠の一つにしたことが注目
されています。

子どもの権利条約」は日本も
1994年に批准しながら、
何も対応しないので、
多くの人々には知られていません。

この判決やメディアの報道を
きっかけに多くの人々に
知って頂きたいと想っています。

子どもの権利条約
 1989年に国連総会で採択され、
 こどもを保護対象ではなく、

 独立した人格と尊厳を持つ
 権利主体と位置付けた。

 一般原則として、
 生存と発達の権利、
 差別禁止のほか、

 子どもの意見表明権や、
 最善の利益の尊重をうたう。

 子どもの権利委員会は、
 締約国の条約の履行状況を審査する。」

「子どもの権利条約」
私も昨年までは知りませんでした。

「子どもの権利ノート」は、
持っていますが、
全てを読み通していません。

多くの皆様にお伝えしたいと
想っています。

「マンション建設か、子どもの権利か。
 幼稚園の日照権を巡って
 名古屋地裁で争われた訴訟で先月、
 ある画期的な判決が下された。

 子どもの権利条約の理念である
 『童の最善の利益』を基に、

 『日照について配慮するべき義務
  十分に尽くすことを怠った』と
 認めたのだ。」

新聞記事の後半で
のべられていますが、
近年、「日照権」そのものが
話題にならなくなった気がします。

その中で「児童の最善の利益」
を基に日照の配慮義務を怠った
との判決は
素晴らしいと想っています。

「唐木裁判長は判決理由で、
 『わが国も児童の最善の利益
  を考慮した施策を実施する責務を
 背負っている』と条約批准を基に指摘。

 児童福祉法も引用す、
 『児童には最善の利益
  保証されなければならない
  との趣旨は、

  日照阻害が我慢の限度を超えるかを
  判断する際にも考慮すべきだ』
  との考え方を示した。」

「わが国も児童の最善の利益
 を考慮した施策を実施する責務を
 背負っている」
素晴らしい判決理由だと想います。

「子どもの権利条約」は
学校関係者だけでなく
多くの市民の皆様にも
知って頂きたいと想います。

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