ケアリーバーの困窮
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。
皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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5月2日(日)の中日新聞の記事です。
「ケアリーバー」という言葉を
初めて学びました。
「care leaver」すなわち
「保護を離れた人」と
訳すのでしょうか。
厚生労働省の初めての調査結果。
施設や里親を離れた若者の22.9%が
「収入より支出が多い」
との結果。
調査対象者は20,690人も
おられるのに、回答数は2,980人。
しかも、調査を当事者に
案内できなかった方が
半数近く。
案内できていない方々の
状況が心配です。
「ケアリーバー」についても
この若者の存在と課題を
皆様と共有できるように
していきます。
「調査は施設や里親に対しても実施。
直近1年間の交流状況では
1回もないが最多の31.1%、
次いで半年に1回以上が18.6%
だった。」
施設や里親を離れて暮らし、
交流が1年に1回もないのでは、
これで良いのでしょうか。1回もない、1回もできない原因は
何なのでしょうか。施設や里親を離れた後の
子どもたちを見守る責任は
どこにあるのでしょうか。
「児童福祉法の制度上、
対象が18歳までで
支援に切れ目が生じるのが
最大の課題だ。
厚労省は22歳の年度末まで
施設や里親の支援が受けられる、
社会的養護支援事業の
充実を図る。」
「22歳まで」と
年齢で区切ることが
良いのでしょうか。個人個人で状況は異なるはず。
困窮状況から抜け出すまで
支援が必要ではないでしょうか。親元で暮らせない
子どもたちに対しては
手厚い福祉が必要だと
私は想っています。
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