美談ではない

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。

皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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5月5日(水)の中日新聞の「中日春秋」です。

ヤングケアラー
美談ではありません。

私たちの子どもの頃は、
美談であったと記憶しています。

その子どもの様子を聞かされて、
私にも手伝いを促された
記憶があります。

5月5日のこどもの日は必ず、
そして、それ以外の時にも、

ヤングケアラー
折に触れて報道して頂きたいと
想っています。

「こんな子どもたちを
 例として挙げていた。

 病気の親に代わって、
 料理、洗濯、掃除など
 家事をしている

 幼いきょうだいの
 面倒を見ている

 働いて家計を助けている。
 病気の家族の
 身の回りの世話をしている

 美談にも聞こえるか。
 けなげでたくましい
 子どもを思い浮かべる人も
 いるだろう。

 けれどもこの子たちのことを
 心配しなければなるまい。

 厚労省が示している
 『ヤングケアラー
 の実例である。」

子どもたちには、
選択の自由はありません。

生まれた環境によって
「しなければならない」
ハンデを負ってしまう。

この事実を多くの皆様に
お伝えしなければ
なりません。

「家族を思うあまり、
 遅刻や欠席を重ね、
 学業や進路にも影響が出やすい。

 勉強や部活どころではなくなり、
 学校で孤立する危険もある。

 なにより、
 子どもらしい時間が消える。

 表面化しにくいことも
 問題という。

 子どもたちは
 家族の世話を当然と考え
 相談もあまりしないと聞く。

 『ヤングケアラー』を
 ケアするのは社会しかない。
 相談はもちろん、
 家族ごと支援する方法を考えたい。

 『美談』に頼ってはなるまい。
 こどもの日である。
 どの子にも
 子どもらしい一日があることを。」

子どもたちにとって、
大切なことは
子どもらしい時間」を
持てること。

素晴らしい言葉だと
想いました。

「自分らしく」あることは
大切ですが、

子どもたちには、
「子どもらしく」を
より大切にしたいと
想いました。

これを実現するのは
周囲の大人の責任です。

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