児童生徒性暴力禁止の新法

あなたの頼れる御用聞き　北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
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をお届けしています。

皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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5月29日(土)の中日新聞の記事です。

「教員による児童生徒へのわいせつ行為を
　防止するための新法が28日、
　参院本会議で全会一致により
　可決、成立した。」

「全会一致」が素晴らしいです。
こんな法律を多数決で決めて
頂きたくなかったので、
嬉しい想いです。

私の想いでは、内容に、不満はあります。
しかし、皆様の想いが
「子どもたちの想いを大切にする」
ということで

一致していることに、
喜びと安心を感じています。

この法律で残念に想うことは、
犯罪への予防策が明確でないことです。

教員への予防策としての教育や
教員も含めた子どもたちと関わる
職種(塾の先生からバスの運転手など）
への採用時の調査なども

明確にして頂きたかったと
想っています。

「データベースは、
　採用時の活用を想定し、
　わいせつで免職となった教員の
　氏名や処分理由などを国が管理する。

　付則には、子どもに関わる保育士や
　職業従事者の性犯罪歴を
　照会する制度を検討することを
　盛り込んだ。」

付則の職業従事者の範囲が
重要だと想っています。

記事にもある通り
「教員と児童生徒の力関係に
　大きな差がある」職業では
塾や予備校もあるでしょう。

それ以外にも
子どもと大人が閉鎖空間で
一対一になる可能性のある、

スクールバスや送迎バスの
運転手なども想定する
必要があると想っています。

「指導や恋愛と称した性暴力もあるとし
　『何が問題か先生が理解できるよう
　　具体的な基準を国が作るなど
　　実効性ある対応を』と注文した。」

以前に私もお願いした記憶があります。
私が以前勤務した企業では、

毎年、管理職が集められて
ハラスメントの講義と
事後課題がありました。

学校でも、この教育が
必要ではないでしょうか。

「何が問題か」そして
なぜ起こるのか。
子どもの視線で考える事が
必要だと想っています。