ランドセルの色

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。

皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

6月11日(金)の
朝日新聞デジタルの記事です。

幼少期からの「男の子だから」
「女の子だから」を変える中に
ランドセルの色があると想いました。

私が子どもの時には、
ランドセルは赤と黒しかなく
当然の様に男は黒、女は赤の
時代だったと記憶しています。

記事で学びましたが、
イオンの多色化の先駆けや

土屋鞄製造所の
「男児が濃い赤のランドセルを背負い、
 女児が黒のランドセルを背負う」という

「誰でも、どの色でも、
 自分の好きな色を」
のコンセプトは素晴らしいです。

「自分らしさ」が認められる社会を
創っていきたいと想っています。

女児では前年の調査で1位だった
 『』が2位(21.1%)となり、

 それまで赤と首位の座を競い合っていた
 『桃(ピンク・ローズ)』が
 3位(19.3%)に。

 その2色を抜いてトップに立ったのが
 『紫・薄紫』(21.5%)だった。

 調査が始まった18年が3位、
 19年も3位、昨年は2位と、
 じわじわと順位を上げていた。

 首位交代について、工業会の
 林州代(くによ)会長は
 『私たちにとっても
 衝撃だった』と話す。

 人気の理由について、
 『水色や紫色のドレスを着る
  “アナと雪の女王”や

  “塔の上のラプンツェル”といった、
  女の子に人気がある
  ディズニープリンセスの影響
  大きいのではないか』とみる。」

素晴らしい変化だと
私は想っています。

子どもさんに「赤」や「黒」を
強制しない保護者の皆様の
想いにも賛同します。

そして、女性差別の日本で、
女児から変わっていった
この変化もうれしく想います。

「一方の男児は18年の調査開始以降
 『』が半数を超えており、
 色のばらつきは女児に比べて少ない。

 林会長は、
 『女児は友だちと色が重ならない
  ようにしたいという子もいて、
  色へのこだわりが強い。

 男児は女児に比べて
 ランドセル購入への興味が薄く
 無難な色として黒を選んでいる
 のではないか』と考える。」

この男女差は、
これはこれで良いのだと
想っています。

「友だちと色が重ならない
 ようにしたい」という考えも
多様性の一つでしょう。

違う色のランドセルを
選んだ女児が、
「物言う女性」に成長する
ことを祈っています。

プッシュ通知を
  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。