司法と国民との距離
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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6月25日(金)の中日新聞の社説です。
この社説を学び、私は自身の考えを
改めました。
「憲法一四条は性別による差別を禁ずる。
憲法二四条は、家族に関し
『両性の本質的平等』に基づく
と規定する。」
「夫婦は同姓でなければならない」
は、憲法に違反していると
との立場を確信しました。
「選択的夫婦別姓の制度は
『国会で論じられ、
判断されるべきだ』」
に関しても、社説が指摘する、
「憲法が保障する権利を、
立法裁量の下に置くかのごとき
発想はおかしい。」
のご指摘に納得しました。
私たち市民の想いと
最高裁の判事の多くの方々の想い
との距離感を確認しました。
「最高裁は国会による立法裁量
ばかりに重きを置いて、
問題の核心が人権そのもの
にあることを直視していないようだ。
憲法が保障する権利を、
立法裁量の下に置く
かのごとき発想はおかしい。
反対意見の裁判官が、
同姓でないと婚姻を
法的に認めないのは
『憲法の趣旨に反する
不当な国家の介入』
としたのが、それだ。」
『憲法の趣旨に反する
不当な国家の介入』
この言葉は、私に響きました。人権の尊重を妨げている力が
国家の介入であることが
多数あると想いました。女性差別、少数者差別、
さらにコロナ対策を理由とした
各種の対応。不当な国家の介入に
声を上げていきます。
「国際的にも夫婦同姓制は、
先進国では日本以外にはない。
むしろ明治の『家制度』の発想から
早く脱すべきときである。
いつまで足踏みを続けるのか。
まさか
伝統的家族観を重んじる議員らへの
遠慮はあるまいが、
時代に逆行するかのような
判断を続けていると、
司法と国民との距離は
広がってしまう。」
日本人として、
世界に誇れる文化は
いくつもありますし、残していきたいことも
多くあります。すべての基本は
人権の尊重だと
私は想っています。世界でも、日本以外には少ない
「夫婦同姓制」
そして「家制度」人権の尊重に逆行する制度は
変えていく必要があると
想っています。
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