いじめは減った

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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7月17日(土)の毎日新聞の記事です。

文科省が発表する
小中学生のいじめの認知件数。

どこまで増えて、
本当の件数は何件か
以前から、疑問に思っていました。

国立教育政策研究所が、
小中学生を対象とした
独自の標本調査を行っていたことを
学びました。

子どもたちの想いと
教員が理解する
「いじめ」に違いがあるのは
認めざるを得ません。

そして、いじめの件数を
正確に把握することよりも

いじめをなくすためには
何をすべきかを

文科省、教員の皆様に
お考えいただきたいと
私は想っています。

お互いを認め合う、
命の大切さを知る、
こんな授業の実施を
お願い致します。

 

「これだけ認知件数が増えても、
 学校現場でのいじめの把握
 不十分だというのが国研の立場だ。

 今回の分析でも、
 『認知件数は現状の数倍まで
  増えてもおかしくない』
 と指摘している。」

私は国研の立場を支持します。
「いじめ」は受けた側が
「いじめを受けた」といえば

いじめた側の主張は関係なく
「いじめ」です。

「いじめ」で問題になるのは
学校側がいじめた側の主張を
受入れた時だと私は想っています。

学校側の認知件数は
正確ではないと
私は想っています。

「名古屋大の内田良准教授(教育社会学)は
 『文科省が公表している
  いじめ認知件数は、

  教育委員会や学校現場が
  努力するほど増える
  ものであり、

  実態を反映したものだと
  考えるのは無理がある』と指摘する。

 『問題はこの数字を
  額面通りに受け取り、

  “子どもたちは以前よりも
  悪くなっている”という
 思い込みで

 児童・生徒に対する
 管理や統制を強める動きが
 あることだ。

 いじめは実際には
 増えていないという分析が
 出てきた以上、

 立ち止まって
 考えるべきではないか』と話す。」

私は内田先生のご懸念に
同じ想いです。

コロナ禍で、
「いじめ」の問題が
押しやられている
想いがあります。

今後、ワクチン接種や
マスクの着用で
「いじめ」の状況が
どう変わるのか

学校の状況に
関心を持って
見守りたいと
想っています。

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