宿題の個別化
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。
皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
7月29日(木)の中日新聞EYESに
掲載された苫野先生の寄稿です。
私の記憶に、夏休みのできごとは
不思議なくらい、何もありません。
長い夏休み、私は何をしていたんだろう。
小学校時代は、母方の祖父母の実家が
東京にあり、毎年、
行っていた記憶はありますが、
何をしていたのだろう。
中学、高校時代の記憶も
あまりなく、何をしていたのでしょう。
「夏休みが始まった。
『心ゆくまで遊びたい!』
と思っている子もいれば、
宿題や勉強のことを考えて、
憂鬱(ゆううつ)になっている子も
いるかもしれない。
実は小学生に関しては、
宿題に費やした時間と
学習成果の相関は
ほぼゼロとの
ショッキングな研究がある。
また、特に
学校での勉強についていけていない
子どもにとって、
宿題は
勉強嫌いをさらに悪化させる
大きな要因になっている
とも言われている。」
宿題の記憶もありません。
読書は好きでしたが、
読みたいと思った本を
読んでいた記憶があります。読書感想文の推薦図書が
読みたい本ではなくて
困った記憶があります。それ以外の、
宿題の記憶もありません。
「今後学校は、夏休みに限らず
宿題をある程度
個別化していってはどうだろう。
『個別対応する時間なんてない』
と言われるかもしれないが、
先生が宿題を
いちいち点検しなくても、
特に学力に影響はないとの
研究もある。
むしろ先生が
子ども同士で協働する力を
存分に発揮できる環境をつくること、
そして必要に応じた
的確なサポートに注力すること
の方が、はるかに効果的である
との研究もある。
何はともあれ、
せっかくの夏休み、
子どもたちには
たっぷり遊んでもらいたいと思う。」
私も同じ想いです。
夏休みの前に、
先生と生徒が個別に面談し、
この夏休みに
何をするか決めるのは保護者の立場から考えると
ワクワクします。同僚の小学3年生のお子さんの
夏休みの話を聞くと、朝から、一日中、
テレビゲームと
ユーチューブ。この「たっぷり遊ぶ」で
良いのか、と思ってしまいます。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。