保育士目線の大切さ
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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8月13日(金)の中日新聞の記事です。
情けない話ですが、
「昨年6月、東京都大田区のアパートで
3歳女児が衰弱死した事件」と聞いて、
思い出せませんでした。
記事の内容に、私も同じ想いです。
原因への対策が、
再発防止につながることは
当然ですが、
虐待事案の原因の背景が多様で、
再発防止は簡単ではありません。
保育士目線から周囲の大人の目線に
つながっていくことが大切だと
想いました。
「昨年6月、東京都大田区のアパートで
3歳女児が衰弱死した事件で、
保育士でつくる
『保育と虐待対応事例研究会』
が報告書をまとめた。
事件の原因追求ではなく、
『もし自分の保育園で起きたら』
との保育士目線を大切にした。」
私も同じ想いです。
「もし自分の保育園で起きたら」
の再発防止から「もし私たちの近所で起きたら」
の再発防止につながる提案を私たち市民に頂ければ
素晴らしいことだと
私は想っています。
「報告書では
保育士はどのような『気づき』が
できるかを主眼にした。
入園面接で見せてもらう
母子手帳や入園書類の
内容への違和感、
子どもが過剰に甘えたり
しなかったかなどの意見を列挙。
『ハイリスク家庭の子どもが
退所した後の支援を
どうするのか、
どこに引き継ぐのかを
考えなければならない』
と記した。」
素晴らしいと想いました。
母子手帳の記録は大切だと
想いました。私は私自身の母子手帳に
記憶はありませんが、
お母さんのお子様への
愛情がこもっている気がしました。「ハイリスク」の
具体的内容は明確ではないですが、
「どこに引き継ぐのか」は
大切で、その仕組みつくりが
必要だと想いました。
「『大田区の報告書は
喉元過ぎれば熱さを忘れる
という姿勢で、
教訓を生かそうとする
責任感は残念ながら
感じられない。
関係機関が連携しなければ、
命を守る情報が線にならずに
点でとどまり、
隙間に落ちてしまう。
再発防止の鍵は
情報の集約と連携』
と指摘する。」
大田区の報告書への想いは
その通りなのでしょう。いつも指摘される
お役所の組織の縦割りの
問題だと想っています。「情報の集約と連携」
素晴らしい言葉です。これをどの部門が
リーダーシップを持って行うのか、
これを決めなければならないと
想いました。
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