理工系の女性研究者を増やす
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
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皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。
皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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9月16日(木)の日本経済新聞の記事です。
私の高校生時代(昭和50年代初期)、
同級生の理系女子は
医学部を目指す方のみ。
理工学はだれもいませんでした。
少し特殊な高校であったかも
しれません。
私の浪人時代の予備校でも
理工系を目指すクラスですが、
女性は医学部を目指す方だけでした。
これもアンコンシャスバイアスかも
しれません。
就職した会社の研究所には
素晴らしい女性研究員が
多数いて、驚いたものでした。
育った環境、
特に、ご家庭や中学、高校の
同級生の影響が大きいと想っています。
「OECDの担当者は
『日本の女子生徒は
科学に関する知識やスキルを
持っているのに、
科学分野を志望する人は少ない。
女性の科学者に会ったり、
親が進学を支援したり
するなどして
科学分野を進路に選べるように
する必要がある』と指摘した。」
私の高校生当時は
科学分野の大学や研究施設にはトイレも含めた女性への配慮が
少なかった
と聞いた記憶があります。現在でも、少数派は
どうしても
つらい思いをさせられます。こんな社会を変えたいと
想っています。
「OECDは、
18年の国内総生産(GDP)に占める
小学校から大学までの
教育機関への公的支出
の割合も公表した。
日本は3.96%で、
OECD平均の4.88%を下回り、
比較可能な統計がある
37カ国で8番目に低かった。
最も高かったのは
ノルウェーの6.62%で、
チリ(6.57%)や
イスラエル(6.24%)などが続いた。
イギリスや米国なども6%超で
上位に位置づけた。」
これも良く指摘される状況。
長期的視点ができない
残念な、我が日本です。短期間で結果が出て、
その結果が、
投資に見合ったものには
予算が付くが、そうではない教育には、
なかなか予算が付きません。未来への投資を
多くの皆様と共に
要求していきましょう。
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