35人学級での現場の声
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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10月24日(日)の西日本新聞の記事です。
「35人学級の拡大」において
学校現場と教育委員会との間に
認識の差が発生しています。
35人学級への移行時に
先生方に欠員が発生すると
先生方の負担だけでなく
子どもたちの学びに
影響が懸念されます。
教育委員会の皆様には、
十分な人員を準備したうえで
先生方に負担のない
移行をお願い致します。
「市教委によると、
35人学級の拡大と
児童生徒数の増加に伴い、
今春に小学校は計136学級、
中学校は計177学級増えた。
担任外教員は小学校で
137人減の計264人、
中学校は
36人減の計81人となった。
2学期が始まった8月27日現在、
小学校は計4人、中学校は計7人の
教員の欠員が生じた。
市教委教職員第1課は
『教員が見つかり次第、
速やかに配置したい』
としている。」
小学校5、6年と
中学2、3年の
4学年を一斉に
35人学級にする。全部で約300学級を
増やすのですから、
準備は行ってきたと
私は想っています。その準備の段階が
教員の皆様に
ご理解頂けていなかったと
私は想いました。
「ただ、取材班が聞いたような声は
市教委に届いていないようだ。
教職員第1課は
『学校現場から
聞こえてくるのは、
35人学級を継続してほしい
という声』と説明する。
例えば、1学年に児童生徒が
80人いるケース。
40人学級では2クラスだったのが、
35人学級では
26~27人の3クラスになる。
『担任の負担は減り、
きめ細かな指導に
つながっている』と話す。」
「現場の声が声が届かない」
時々耳にする話です。「届かない」のではなく
「聴こうとする意思がない」
が事実だと私は想っています。「耳の痛い話は聞きたくない」
現場の管理者がこの姿勢では
組織は良くなりません。
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