少数の切実な意見を大切にする

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

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是非、お寄せいただければ幸いです。
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11月7日(日)の中日新聞「Dig」に
掲載された記事です。

高校生が「多数決」の課題について
議論しています。
素晴らしい経験です。

この高校生は「多数決」が
今の政治の課題とは
気付いていないと
想います。

安倍・菅政権が行ってきた
数々の強引な多数決、
各務原市をはじめとする
圧倒的な与党議員の政治では

多くの市民の意見が
採用されるのではなく、

少数市民の意見でも、
議会の多数決で採決できれば
その少数意見が採用されます。

『多数決は民主主義の根幹だ。
 それに異議を唱えるのは
 民主主義への反乱だ。』と

意見する人々は、きっと、
多数決でその人々の意見を
採用させてきた方々だと
私は想っています。

「多数決」の課題を
多くの皆様と共有することが大切だと
私も想っています。

 

数字の上では
 自由化派が大勢。

 ところが、
 少数の現状維持派の中に、
 切実な意見があった。

 『私服の購入で
  経済的な負担が増す』

 『みんなが私服を着ている中で
  制服を着ると、
  周りの目が気になる』。

 併せて行った
 保護者や教職員への
 アンケートでも、

 経済的負担や
 規律の乱れなどを
 懸念する声が目立った。」

大切な気づきです。
「少数派の中に
 『切実な意見』があった。」

多数決をあたりまえにする方々には
この「切実な意見」を
受入れられない方々が
多いと想っています。

少数の「切実な想い」を
感じ取れる社会を創りましょう。

「結論の決め方はまだ、
 定まっていない。

 ただ、生徒たちが重視するのは、
 対話と説明を尽くし
 多様な意見を共有することだ。

 制服検討に加わる
 後藤隆浩教諭は

 『主観だけでなく、
  他者の目線
  多面的な見方をする

  結果はどうあれ、
  そういう体験をする
  こと自体に意味がある
 と語る。」

その通りだと、私も想っています。

「対話と説明を尽くし
 多様な意見を共有する」
文字では簡単に書けますが、

ここには、考えられないほど
大きなエネルギーと時間が
必要です。

結論が出るまでは、
数年、必要かもしれません。

急ぐ必要が無い限り、
多くの方が、この貴重な体験を
共有して頂きたいと
想っています。

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