働き方改革と労災認定
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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1月19日(水)の中日新聞の記事です。
残念な事実が明らかになりました。
「働き方改革」が望まれる現状で
「労災」という事実を直視せず
数値上、「労災」を減らそうとする
厚労省の行動が残念です。
官僚や省庁から
弱者を救おうとする想いが
感じられないことは
私には信じられません。
権力者は弱者を救う
勇者であるべきだと
私は想っています。
「厚労省の意図について、
過労死問題に取り組む
弁護士でつくる
『過労死弁護士団』は
『働き方改革と言いながら、
労災認定が増えるのは
不都合だからではないか。
(労働者より)
経営側に立つ
政権の意向に沿うため
もある』と推測する。」
私にも厚労省の意図は
ご指摘の通りに想えます。記事に記載の通り、
機密扱いの文書が
情報公開請求で公開され、その文書が
黒塗りでなかったことも
私は驚きます。黒塗りにしなくても良いとの
厚労省の判断はこの通知どおりに
実施する強い意図が
感じられて残念です。
「水町雄一郎・東大教授(労働法)は
『きちんと議論することなく、
労災認定に関わる
重要な基準や運用を
内々に変えるのは
適切でない。
その内容も
法の趣旨や
働き方改革の方向性に
反するもので、
問題は大きい』
と指摘する。」
ご指摘の通りだと想いました。
色々な場面で官僚の
意図した
事実の書き換えが
指摘されます。ここに働く大きな力が
心配です。
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