民主主義を学校で語ろう
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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4月14日(木)の中日新聞「EYES」に
掲載された苫野先生の寄稿です。
日本でも
「平和や人権の大きな危機」を
迎えていると懸念しています。
日本の指導者にお聞きしたい。
指導者が考えたことを
指導者の思い通りにできること。
これを望んでいないでしょうか。
日本の「民主主義」も
安倍政権以降、
大きな危機を迎えていると
懸念しています。
苫野先生のご指摘の
「背景には、
格差の拡大で
人々の間の
『対等な市民』としての
感覚がむしばまれている
ことがある。」
に、同じ想いになりました。
「来たるべき
この社会の担い手を育てる
学校こそが
民主主義の本質を
大いに語り合う場で
ありたいと思う。」
多くの先生方に
苫野先生の想いが届いて欲しいと
想いました。
私も、声を上げ続けます。
「現代の民主主義は、
1万年以上続いてきた
凄惨(せいさん)な
戦争の歴史の中から、
わずか3世紀ほど前に発明された
人類最大の英知の
一つである。
その最も重要なキーワードは、
私の考えでは次の二つ。
『自由の相互承認』と
『一般意志』だ。」
苫野先生の著書
「特別授業『社会契約論』」
の中でものべられています。「私たちは
互いが対等に
自由な存在であることを
認め合い」「その上で、
一部の権力者の
意志によってではなく、全ての人の
利益になる合意を
見いだしながら、社会を運営していく
しかない」民主主義の考え方だと
私も想っています。
「そのプロセスには
手間がかかり、
利害が対立して
合意が不可能に思える
こともある。
しかしそこを
目指し続ける努力を
怠ったとき、
私たちは
いともたやすく、
戦争や専制支配の時代に
逆戻りしてしまうだろう。」
ご指摘の通りだと
想っています。子どもたちにも
学んでいただきたいことです。「民主主義とは何か。
なぜそれは大事なのか。さらに成熟させて
いくために、
私たちには
何ができるだろうか。そんなことを、
ぜひ子どもたちと
話し合いたい。」私たち大人も
日本の指導者に対して
求めていく必要があります。「いともたやすく、
戦争や専制支配の時代に
逆戻りして」
しまわないために。
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