担任不在の学級

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。

皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

4月20日(水)の中日新聞「学ぶ」に
掲載された記事です。

「文部科学省が公表した
 公立校の全国調査の結果では、

 昨年五月時点で
 2千65人が計画通りに
 配置されていなかった。」

この調査結果を受けて
教員不足の実態を調査した記事です。

記事では
「長時間労働が敬遠され、

 教員志望者が
 減少傾向にあることも
 背景の一つ。」
とのべられています。

私は、皆さんに
知って頂きたいのは
精神疾患で休職、退職する教員や
自殺に至る教員の数です。

年間、約5千人の休職者と
約100人の自殺者がおられます。

この方々がおられると
教員の不足は解消できると
私は想っています。

先生が孤立しない職場環境の整備が
必要だと想っています。

 

「『学級担任
  していただけませんか』。
 非常勤講師だった女性(71)
 突然、校長から打診があった。

 女性は、
 担任不在の学級の児童たちが

 『普段より
  落ち着きがなくなっている
 と感じた。

 『不安な子どもたちに、
  何かできることが
  あるなら』。

 まず、児童たちに
 『先生はずっと
  一緒にいるよ

  三月まで、
  どこにも行かないから
  安心してね』と伝えた。

 日々、対話を重ねていく中で、
 学級は少しずつ
 落ち着きを取り戻し

 児童らも前向きに
 授業に臨めるようになった。」

担任不在は
子どもたちに
大きな影響を
与えることを学びました。

担任を引き受けて下さった
ベテランの非常勤先生の
対応のすばらしさに
敬服です。

先生という職業の
楽しみでもあるのでしょう。

子どもたちの学びのために
欠員の無い学校作りを
お願い致します。

そんな苦労の一方、
 女性教員
 妊娠を控えたり

 産休に罪悪感を抱いたり
 することを心配する。

 『安心して
  産める環境が大事』と、
 きちんと補充されること
 を望んだ。」

学校の教員の充足は
有効な少子化対策でも
あるということを
学びました。

学校という職場の重要性を
想いました。

働く人々の人員の余裕は
新しい価値を生み出します。

人件費削減という
日本の悪しき習慣を
変える時が来ています。

プッシュ通知を
  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。